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zoom RSS 魚人間だと思っていたら魚コスプレの神官だった。

<<   作成日時 : 2017/09/28 00:10   >>

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まずはこちらを見ていただこう…ベルリンのペルガモン博物館2Fのイシュタル門の通路のいちばん端の部屋にある「浴槽」の外側のレリーフ。

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水の神が真ん中にいて、その両脇で神をたたえている魚のコスプレみたいな人たちがいる。
これ、ぱっと見て「ああ魚人間(クルゥル)なのかな?」と思っていたのだが、なんかどうも違う気がして気になっていた。クルゥル(クルルゥ)の場合は、上半身が人間+下半身が魚、とか、魚と人間をキッチリ合成してくる図柄になっているはずだ。このレリーフだとなんか人間が魚被ってるようにしか見えない。

だがドイツ語の説明文が読めない

なのでアタリだけつけて帰ってきてから調べてみたら、なんとこれ 魚のコスプレをした神官 だそうなのだ。魚衣を被った人間! 人間が魚人間(精霊)になりきっていた…?!


アッシリアの神官さんお仕事大変なんだね(´・ω・`)

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・1910年ドイツ隊がアッシリアの首都アッシュルを発掘した際に発見したもの
・発見場所はイシュタル門の近くなので同時に展示している
・玄武岩製
・センナケリブ王(前740–681)のもの

Sennacherib
https://en.wikipedia.org/wiki/Sennacherib

エジプトにも攻めてきた戦闘狂の新アッシリアンじゃないですかーやだー。

*****

ついでに隣の部屋にいるラマッスちゃん。

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このラマッスちゃん実はむかし本で読んでいたようなのだが、当時と博物館の名前が変わってるから気が付かなかったようだ。読み直して気が付いた。これ入手経路不明で怪しいって書かれてたやつか…。

"ベルリン国立オリエント博物館での展示は、一室をアッシリアの宮殿に見立てて、アーチ門の両側に向かい合わせで、アッシリアのカルフ(現在名ニムルド)の「ラマッス」すなわち有翼人面獅子像(前9世紀)を設置し、壁面には1855年にアッシュル・ナツィルパル二世宮殿から運んできたアラバスター製の浮彫板を張り、四隅には松明立て(東地中海あたりか。出土地は不明で、前6世紀頃の松明立てを再現したレプリカ)を飾り、天井近くの壁面周囲には、カル・トゥクルティ・ニヌルタ(現代名トゥトゥル・アル・アカル)のトゥクルティ・ニヌルタ1世の宮殿発掘で、1913-14年に発見された壁画を修復再現したものが帯状に美しく描かれている。

この二体のラマッス像は「1833年以前に取得」と目録には表示されているが、実は鋳型取りされた石膏製に彩色が施されたレプリカであり、その入手経路はよく分からない。

「古代メソポタミアの神々」 世界最古の「王と神の饗宴」/集英社"


ここに書かれているとおりの展示のされ方だったので間違いないと思う。なんの説明も書かれてなかったのは由来不明のブツだったからなのか…。エジプトコレクションのある新博物館のほうもちょっと微妙な展示の仕方だったし、ドイツさんわりと国立博物館適当だったりするんだろうか…。

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