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zoom RSS 「終末のラッパ」は古代エジプトにあり? ツタンカーメンのラッパを吹くと世界大戦が勃発する伝説

<<   作成日時 : 2017/07/25 00:10   >>

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夏だ!ホラーだ! ツタンカーメンだ!

というわけで、なぜか日本ではあまり取り上げてくれない、ツタンカーメンのトランペットに纏わる背筋も凍る恐ろしい伝説を紹介してみようと思う。

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これは本当にあった出来事である。
繰り返す。
これは…本当に起きた… 恐ろしい出来事である…。

********

時は1922年。
ハワード・カーターはほぼ未盗掘だったツタンカーメンの墓から、二本のトランペットを発見した。片方は銀製、片方は青銅製。剣や戦車に比べると、王の所有物としてはいささか不釣合いとも思われたが、その時は誰も、このトランペットに隠された恐ろしい力に気づいてはいなかった。

時は流れ、1939年。
BBCラジオがこのトランペットを演奏してみようと思いついた。カイロ博物館の説得には、Rex Keatingという人物があたり、この放送では、カーターのチームの生き残りであったAlfred Lucasにもインタビューがされたという。

トランペット奏者であったJames Tappernが演奏者に選ばれ、銀のトランペットにマウスピースが装着された。

そして時は来た。
5分間のトランペットの演奏―― 日曜午後の国際放送で、世界の1億5千万人がその音色に耳を傾けた。

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人類史上初の、そして最も悲惨な世界大戦が勃発したのは、その5ヵ月後のことであった。


********

というわけで、「ツタンカーメンのトランペットには戦争を引き起こす力がある」という伝説があるのですよ。

なお、この「ツタンカーメンの呪いのトランペット」伝説は、BBC自身がネタにしている。(笑)

以下の記事には、演奏前にカイロが停電したとか、トランペットにマウスピースをつけようとして一度壊してしまったとかいう顛末や、演奏者の存命の息子が語ったインタビュー内容とかも書かれている。

Recreating the sound of Tutankhamun's trumpets
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-13092827


この伝説のよく出来ているところは、ツタンカーメンの副葬品にあったラッパが第二次世界大戦直前に三千年ぶりに吹かれたというのは「事実」であるというところ。また古代には存在しなかったラジオ放送という技術によって全世界に向けて放送されたからこそ世界大戦に繋がったのだ、と理由付けも出来てしまうところだ。

ツタンカーメンの墓を暴いて死人が出たという話は、そもそも墓を開いてから死人が出るまで何十年も時間が空いていたり、死因も普通に生きていれば遭遇するようなものだったりでコジツケ感があるが、こちらの伝説はそれっぽいストーリーが描けてしまうあたりが面白い。

なお、当時放送された音源については、Youtubeにもいくつか落ちている。呪い云々はおいといて、古代のラッパから出るのがどんな音なのか、というのを聞いてみるのも面白い。
https://www.youtube.com/watch?v=Qt9AyV3hnlc



伝説には続きがある。

呪いを信じなかった学芸員がイタズラでツタンカーメンのラッパを吹き鳴らしたことにより湾岸戦争が勃発。さらにエジプト騒乱の一週間前にも、今度は銅のトランペットが、日本からの使節のために吹かれていた、というものだ。

このトランペットは2011年のエジプト騒乱の最中に盗難にも遭っていてが、その後、地下鉄のかばんの中で発見され戻ってきている。ツタンカーメンの遺物にまつわる呪いは今も強く信じられていて、そのために売り飛ばされることなく戻ってきたのでは、という話もあったりする。

呪いが本当にあるかどうかはともかく、人々がそれを今も信じているのは事実である。




ところで…カイロ博物館、今、新しいの建造中なんですよね。
ツタンカーメンの遺物も随時、搬送中なんです。

その最中に、「言い伝えなんて信じるわけないだろww」なことを言いながら、いたずらな学芸員がラッパを吹いt

…これで映画一本できますよォー!


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「ファラオの呪い」というと、ツタンカーメンの墓を発掘した人たちが次々と死んでいって… みたいなのを想像する人が多いと思う。
でもな、「呪い」を生み出すのは結局は現実を生きている人間なんだってことは忘れちゃいけない。

そしてファラオの呪いなんかより、生きてる人間のほうがもっとずっと恐ろしいんだってこともね。

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ちなみに、こんなのもあります。
呪いネタは、書き方次第で幾らでも「作れる」。

【ファラオの呪いの作り方】 呪いの23人目の犠牲者― モハメッド・ザカリア・ゴネイム
http://55096962.at.webry.info/201410/article_11.html

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