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zoom RSS ※ミイラ注意※ルクソール近郊で第18王朝の墓の中から21王朝のミイラが見つかる。

<<   作成日時 : 2017/04/21 00:10   >>

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タイトルだけ見てなんのこっちゃと思われるかもしれないが、読んで字の如く「新王国時代の第18王朝に作られたお墓を再利用して第三中間期の第21王朝の人が埋葬されていたよ」という話である。エジプトではわりとあるあるな話で、人気の墓地はよく。ちなみに副葬品も他人のものを勝手に再利用していることがよくある…パピルスの名前の部分だけ書き直してたりね…。

Mummies discovered in ancient tomb near Egypt's Luxor
https://archaeologynewsnetwork.blogspot.com/2017/04/mummies-discovered-in-ancient-tomb-near.html#upLzfPzwzY36fRy4.99

最初に余談を言っておくと第二十一王朝は昔の墓の利用がすごく多い時代である。
何でかというと統一王朝が無くなってモラルなどが崩壊していたこと、植民地を失うなど国力が衰えてきていて豪華な副葬品を新品で用意する財力が無かったことなどが考えられる。

墓の中からは10の棺と8体のミイラ、そして沢山のシャブティ像などの副葬品が見つかっている。シャブティ像は死語の世界で召使いとして働いてもらうための像で、数体しか持っていない人も居れば、今回のように大量に持って墓に入る人もいた。色が三種類に分かれているので、400体×3セットで1,200体、ということだろうか。ちなみに400体というのは、365日それぞれに担当が1体ずつ、一週間が10日なので1週間ごとに監督が1体というフルセットになる。これだけの数が一気に出てくると、ナンバリングするのも面倒くさそうだ…。
動画のなかで拡大画像が出ていたが、量産品で像自体の出来はあまりよくない。

まだ調査中、ということだが、写真から見る限りは21王朝の代表的なミイラボード(絵を描いた板)をミイラの上にのっけるスタイルに見える。またガラス製っぽい器もあったので、けっこうお金持ちな人の家族墓のようだ。なお、ミイラは残念ながら完全にホネになってしまっている。だいぶ土砂に埋もれて棺も壊れているので、雨が流れ込んで浸水してしまったのかもしれない。

掘れば掘るだけ墓の出てくるエジプト。
しかし相変わらず、国の経済を観光頼りにしているところが不安になってくる。

"Enany said he hoped these new discoveries would help attract tourists again."

そこじゃないから。
新しい発見さえあれば観光客は戻ってきてくれる、っていう幻想をいい加減修正しようよ。治安が回復しないと行けませんから…。

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