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zoom RSS もふもふ恐竜大集合〜、恐竜から鳥への進化系統樹がものっそ複雑になっていた

<<   作成日時 : 2017/03/07 00:10   >>

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えーしばらく恐竜の本とかまともに読んでなかったのもあり、知らない系統が一杯出てきててびっくりだぞ!
最近羽毛を持った恐竜が色々発見されて、「恐竜って殆ど全部羽毛持ってたんじゃね」的な雰囲気になりつつありますが…

羽毛恐竜に鳥のような翼を発見、始祖鳥以前
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/030200077/

始祖鳥以前も、始祖鳥に似た形の恐竜や羽毛を持つ恐竜はいた、というのはわりと前から言われてたやつ。
恐竜から鳥への進化はスムーズに続いている。ただ、どっかで線を引かなくてはならないので、現在の定義として、便宜上、「始祖鳥より進化した恐竜が鳥」ということになっているようだ。

画像

*出典元「そして恐竜は鳥になった」


で、今回の問題は、現在の定義では「鳥ではない恐竜」になるはずの始祖鳥以前の恐竜が、なんか以前考えられてたより鳥っぽいんですけど…ということなのだ。

羽毛があって、翼っぽいものもある。
滑空だけじゃなくて空も飛べた可能性がある。
…始祖鳥と直接繋がらない別系統で。

その場合、現在の「鳥と恐竜」の境目となる定義が果たして"妥当"なのかどうか(※)が問題になってくるわけだ。

※"正しい"かどうか、ではなく"妥当"かどうか、である。定義とは実際に存在するものではなく、人が人為的に作るものだからだ。判りやすいところで言うと、「夏」と「冬」の境目とかだ。季節の境界線など本来自然界には存在しないのだが、社会の流れ的に、だいたい10/1くらいからが「冬」とされ、冬服に衣替えすることになっている。


というわけで、最近の恐竜の進化ってどういう説になってるんだろうと思って探してみたら、思ってたより混沌とした状態になっていた。

http://science.sciencemag.org/content/355/6327/792.full

画像


※paravian = 原鳥類
※アンキオルニスは目がTheropodaなので、図の中のかなり最初のところから分岐しているハズ
※始祖鳥は、目に「bird」と出てくる図の下のほうのところにいる。現代の鳥 の上に描かれているのがそう


うん、(鳥と恐竜の境目なんて) 全然わかんない!!

ていうかね。これ全部鳥でいいんじゃないですかね。
ミクロラプトルさんあたりから下、ほぼ鳥じゃないですか…。

どうも「羽毛」の使い方は一通りではなく、同じ時代でも様々な使い方を模索していたようだ。
色とりどりの羽根で飾り立てて体を大きく見せるのに使ったり、保温特化したり、そのうちの一部が、「あっこれ飛ぶのにも使えない?」みたいな感じで邪道カスタマイズを加えてみたのかもしれない。

続々と見つかる羽毛恐竜とその研究を見ていると、だんだん「恐竜と鳥ってどこが違うんだろう。むしろ一緒なんじゃないか?」という気持ちになってくる。きっと、あと20年もしたら今ある説も古くなり、全く違った説が"常識"になっているんだろうな。

進歩の著しい分野は、見てて楽しいです。

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