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zoom RSS LiveScienceの選ぶ2016年9大発見 ワクワク感を噛み締めて。

<<   作成日時 : 2017/01/04 00:10   >>

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LiveScienceの選ぶ「2016年の考古学的な発見」9つの選定記事の概要を適当にメモ。
細かい話はリンク先でどんぞ。

http://www.livescience.com/57314-biggest-archaeology-discoveries-2016.html

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Noah's ark mosaic
http://www.livescience.com/55318-bible-mosaic-found-ancient-israel-synagogue.html

イスラエルの古いシナゴーグ(ユダヤ教の集会所)から見つかったモザイク画。描かれていたのはノアの箱舟と、出エジプト記のエジプト脱出のシーン。写真は巨大な魚に食べられるエジプト兵、とのこと。エジプト兵がどう見ても古代エジプト人に見えない装備であるあたりがポイントか。ノアの箱舟が描かれることは珍しい、とのこと。
現場から見つかったコインが2,300年ほど前のものなので、このモザイクもそのくらいの時代の可能性があるようだ。

発掘は2017年夏に再開される予定だそうなので、今年の続報に期待。



Egypt's youngest mummy
http://www.livescience.com/54743-mummy-fetus-discovered-egypt-coffin.html

知られている中で最も若いエジプトのミイラの発見。妊娠16-18週の胎児、とのことで、確かにツタンカーメン墓から見つかった死産児のミイラ(25週と37週)よりも若い。時代は紀元前644〜525年。第二十六王朝(サイス朝)のあたりだ。

このミイラはイギリスのフィッツウィリアム博物館に1世紀以上前から保管されていたもので、今回はじめてCTスキャンで内部を確認したとのこと。…収蔵されてはいるけど調査されてない、っていうエジプト遺物、多すぎじゃないですかねぇ…。



Virtually unwrapped scroll
http://www.livescience.com/56196-dead-sea-scroll-virtual-unwrapping.html

死海付近で見つかった1,700年前の焼け焦げた巻物をCTスキャンで仮想的に開いてみたらレビ紀の一部が書かれていた、というニュース。実際に開くとボロボロに壊れてしまうところ、スキャン映像の解析だけで開いて読むまでいったのだ。VRもついにここまで進化した。ちなみにこの「死海文書」は、一般的に死海文書として知られるものとは別の巻物で、発見場所も、近いけれど別の場所。今回のやつはエン-ゲビという場所で1970年に発見されてるやつ。

どうやってスキャンして開いたのかの映像はリンク先のページに映像がある。
焼いても証拠隠滅できない、そんな怖い時代がきましたよ、古代人の皆さん!



Pyramid within a pyramid within a pyramid
http://www.livescience.com/57004-ancient-pyramid-found-inside-chichen-itza.html

このタイトルを考えた人はいいセンスだと思う。ピラミッドの中のピラミッドの中のピラミッド!
マヤの遺跡のひとつ、チチェン・イッツァにあるエル・カスティーリョのピラミッドが三重構造になっており、最初のピラミッドが紀元後600-800年、その外側のピラミッドは850年-900年、そらにその外側のピラミッドが950-1000年くらいに作られていると判ってきた、という話。

この発見はピラミッドを壊すのではなく、外側から電気抵抗率を量って推定しているようで、ここでも、新しい科学技術が新発見を齎すという構図になっている。


Ancient Egyptian boat tableau
http://www.livescience.com/56695-ancient-egypt-boat-tableau-discovered.html

これはうちでも記事にしたやつ。船の絵がいっぱい描かれた謎のお墓の発見。

中王国時代・センウセルト3世王墓近くで発見された船の壁画のミステリー
http://55096962.at.webry.info/201611/article_4.html



Kazakhstan megalithic site
http://www.livescience.com/56855-ancient-stone-monuments-discovered-along-caspian.html

フン族が作ったものなのかもしれない、として一部マニアの間で話題になった、カザフスタンの巨大な石造建築。
カスピ海の近くにあり、作られたのは今から1500年ほど前と推定されている。広さなんと120ヘクタール。でかい。
2010年に銀の鞍やその他の発見がありつつ、治安の問題などで2014年まで発掘が中断されており、現在も大規模な発掘は行われていない模様。いつの日かここで、素晴らしい発見があるかもしれない…という話しだが、場所が公表されたら盗掘されるんじゃないか的な危惧も。



Excavation of the "tomb of Jesus"
http://www.livescience.com/56700-original-bedrock-of-jesus-tomb-revealed.html

イエスの墓、と言われているものの調査の話。イエスに墓あるんだぁ、っていうのが一番の驚きだった。世の中にはイブの墓もあったりするらしいので、そういう系かな。まあ…蘇ったことなってるので当然ながら墓はカラッポだし、古いものっぽいけどそもそもイエスの死の直後ってキリスト教徒そんな財力も権力もなかったよね? 後世に建てたとしたら場所とか適当だよね? とか、色々ツッコミどころはあるけどそういう問題でもないんだろうな。



Unknown branch of humanity
http://www.livescience.com/56191-unknown-branch-of-humanity-possibly-discovered.html

人類の進化系統樹の知られざる枝。現生人類がアフリカを出たあと、オーストラリアで未知の別人種と交配している可能性があるという発見。似たような発見にシベリアで発見されたデニソワ人がある。デニソワ人のように、現代人に多少の遺伝子的な痕跡を残しつつ既に絶滅してしまった未知の人類がいる可能性がある、というのがこの分析の主旨。その未知の人類は、「デニソワ人に似ているが違う」というもの。つまり今までデニソワ人との交雑の結果とされてきた遺伝子上の痕跡のいくらかが、実は似ている別系統の人類のものかもしれないのだ。

というか、今のところアフリカからの人類の祖先の脱出は1回きりで、最大まで遡って10万年前ということになっているので、今回のこの記事にある「12万年前と推測される移住の痕跡」がどう処理されるのかは興味深い。



New Dead Sea Scrolls
http://www.livescience.com/56428-25-new-dead-sea-scrolls-revealed.html

新たに2つの死海文書が見つかったよというニュース。ヘブライ語で記載された2000年前くらいのもの。
創世記、出国、レビ記、申命記etcの多数のテキストを含んでいる。(こっちは、焼け焦げていたものとは別)
元々よく知られている「死海文書」はクムラン洞窟から発見されたものだが、そちらに含まれていないテキストも入っているという。2人の別々のコレクターが購入して所有していたもので、発見地は不明。博物館に寄贈されて調査が始まっているものの今のところ真贋は不明だという。まだ論争が決着していないので、あまり大っぴらに本とか出ていないらしい。成程。

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いちオシはフン族のものかもしれない遺跡ですかねー!
やぁ夢があるなあ。フン族って歴史に果たした役割は大きいのに、いまだに謎の騎馬民族扱いだからなぁ…。


Archaeology magazineの10大発見はちょっと微妙な感じもあったけど、こっちはなんか納得できる内容になっていたのは、ワクワク感があるからだと思った。自分が読んで面白いなーと思って、印象に残ってる記事が選ばれているから。ワクワク感大事。

あと思ったのは、やっぱ政治的に安定してる地域に発見が集中するんだなぁってところ。
シリア・イラクあたりは今は発掘できないもんね…。

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