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zoom RSS エジプト・アビドスで先王朝時代の墓(中身入り)が見つかる。

<<   作成日時 : 2016/11/29 00:10   >>

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地味だけどこういう発見すごいと思う。
紀元前3300年くらい、つまり今から5000年以上前の上流階級の人物の墓が見つかる。中の人つきで。

http://luxortimesmagazine.blogspot.jp/2016/11/egyptian-archaeologists-discovered-7000.html

なんだよただの潰れたマスタバじゃーん、って思いそうだけど、このあたりの時代ってまだ文字が未完成だしほとんど遺物もないし、他国の記録なんて頼りようもないしで、ほとんど何も判ってないわけですよ。なので、ちょっとした発見でストーリーが大きく変わったりする。(ちなみに最初の統一王スコルピオンとかも、本名分からないのでとりあえず「スコルピオン」って呼ばれてるだけだったりします)

統一王朝の出来たのが紀元前3000年前くらいのあたりなんで、時代の判定が正しければ、今回の墓はそれ以前のエジプト国内にバラバラに存在してた王権に属してることになる。第一王朝の王族の墓よりサイズ大きいってことは、けっこう有力者の墓なのでは…。

自分、エジプト史の中では先王朝時代〜初期王朝あたりが結構好きなんですよね。ピラミッドみたいなデカい建造物は、それ以前に土台が既に出来てるから作ることが可能になる。

いつも時代も、どこの場所でも、「人を一つにする」っていうのが一番難しい。それこそ人が人たる最大要素の一つだと思うのです。言葉や文字は、おそらくそのための前段となる技術。ただし技術だけでは群れを作り一つの意志のもとに束ねることは出来ない。人を纏め、国家あるいは集団の概念を作り上げることを可能とした要因はなんだったのか。その秘密が、このあたりの時代に隠されてるわけです。

なので、この時代は、遺物という「モノ」だけを見て、地味だなーって思うんじゃなくて、その裏にあるものを想像すると楽しくなるのです。「あれよく見たらツボの様式がレバノンと一緒だな…てことは実はレバノンと既に交流あった…?!」とか。


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エジプトさんのメインの発掘シーズンは冬。(夏は暑いから。そして春は砂嵐の季節だから…)
今年も各国発掘隊が戻ってきてるので、これからのシーズンは色々ニュースが流れると思う。

でもね、それで誤魔化そうとしても私は忘れないからね…

あの…

ツタンカーメンの墓の隠し部屋惨事のことを…!


どうオチつけるつもりなんでしょーかねーはっはっは。

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