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zoom RSS クローズアップ現代の「ピラミッド透視」見てみた。無難な作りではあるけど、何かが足りないぞ…

<<   作成日時 : 2016/11/10 00:10   >>

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何か = ワクワク感?


というわけでクロ現で中間報告されていた、ピラミッド透視の番組を見てきたのですよ・・・・

クローズアップ現代+ 「ピラミッド透視 謎の空間を発見!」
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016073395SC000/index.html?capid=nol_4_P112

 ↑※中の人はオンデマ見逃しパックで見ているため、単品購入の場合は見れる時間が限られると思われる

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放送時間は30分弱。前フリとここまでのおさらい的な話で15分くらい使うので、あとは…うん…。
前にも書いたように、この話は まだ何も分かっていない ので、ネタを膨らせるにしても限度があり、これ以上は放送しようがないというのが正直なところだろう。誇張や妄想をはぶこうとして、無味乾燥な感じになってしまっているのが否めない。

もちろんそれが悪いわけではないのだが、番組として「あまり面白くない」というのは、ちょっと残念かもしれない。



誇張や妄想を加えた番組は面白くて、堅実に正直に作られた番組が面白くない、というのは、単に作り手の腕の問題だと私は思っている。実際、このスキャン・ピラミッド・プロジェクトはとても面白いプロジェクトだからだ。その面白さを伝えればいいだけである。

まず作り方の方向が間違っていると思う。

ピラミッドの中に隠し部屋や隠し通路はあるか? 未知の空間はあるか? ということを主題にしてはいけない。それらが発見されることを前提に盛り上げようとすると、むやみと期待を盛り上げるか、発見されたものをセンセーショナルに取り上げるしかなく、何もみつからなかった場合は報道することも出ない。「何かを見つけること」が目的となってしまう。

そうじゃなくて、今回使われている科学技術の詳細な説明大いなる可能性を全面に打ち出すべきなのだ。

ていうか、そこが一番面白いとこじゃんっていう。



今回の大ピラミッドのスキャンには、二次宇宙線であるミューオン/ミュオンの、物質を透過するという性質が使われている。この技術は、国内では火山の中のマグマだまりの状態を調べることに使われていたり、鍾乳洞の構造の調査に使われていたり、メルトダウンをおこした原発の中身を調べるのに使われていたりする。特性上使えない場所もあるが、簡単に中身を見に行けないものに対して有効な、今後の技術発展が望まれる分野である。

その技術を使って、ピラミッドの謎に挑もうとしている。ココが大事。
何が見つかるかとか何が見つかったかなんてのは二の次でいいし、そんなもん何年も後になるまでハッキリしない。だったら、「いまやってるプロジェクトのスゴさ」で科学少年や科学少年的なオトナたちをワクワクさせてやれよと。できるっしょ。

今の段階では、エジプト考古学者は何もいえないよ。
呼ぶべきは宇宙線とかの研究してる先生だよ! ミューオグラフィについて二時間スペシャルやってくれよ見るから!! 科学立国目指してるんだろ? やれば出来るはずだNHK。

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というわけで、受信料分のワクワクをくれる番組待ってますね(無茶振り





ちなみに番組の中では、「日本の科学技術が!!」というセリフが何度も叫ばれていたが、これは別に日本独自の技術ではないし、日本発祥でもない。エジプトは、自分から発掘費用は出さず、発掘許可だけ出して各国に手弁当でやらせる国なので、日本がいちばん金を持ってた(もしくは積めた)からやってるに過ぎない。そこじゃないんだよなぁ…





(まああとミもフタもないこと言うと、未知の空間っていっても正規の入り口のすぐ近くから繋がってるんなら、たぶん最後にピラミッドの入り口閉めたあと作業員が退避するための作業通路くらいじゃないかと思うんだ。未知の部屋には繋がってないと思うよ…)
(だから、そっち方面メインで番組を作ろうとすると、この先必ず行き詰ることになる…)


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