現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS オシリス様のお墓inルクソール〜エジプトには「発見されてるけど調査はされてない」遺跡が意外とある。

<<   作成日時 : 2016/08/05 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

去年のニュースだけど拾い忘れてたので。

Archeologists discover Mythical Tomb of Osiris, God of the Dead, in Egypt
http://www.ancient-origins.net/news-history-archaeology/archeologists-discover-mythical-tomb-osiris-god-dead-egypt-002525

画像


神話上の、オリシス神の墓を再現した構造が実際の墓の中に見つかったよというニュース。
オシリス神は死者の神。はじめてミイラになったと伝えられる王様の名前。弟セトに殺されたあと、妻イシスに復活させてもらう神話は有名だ。オシリスは死者の守護者であるとともに再生・復活の神でもある。


ちなみにこれ、「discover」と書かれているけど、大モト墓そのものは1880年には既に見つかってて、簡素なスケッチも残ってるやつ。見つかったのは、その中の特殊な構造部分。
最近になって、スペイン・イタリア合同の「Min Project」で墓のクリーニングに入って改めて調査したら何かいろいろあったぞ、って話なのだ。

(※そういや、日本の発掘隊が見つけた「ビール醸造長の墓」も、既存の墓のクリーニング中の再調査で出てきたやつでしたね…)

この墓は古代の首都だったテーベ(現在のルクソール、古代エジプト語の名前はウアセト/ワセト)の西岸、王家の谷なんかもある墓所の多い谷間に造られていたもの。

問題の"オシリスの墓"は、個人の墓の中に作られた儀礼的なものだということ。墓の中から8m以上下に穴を彫って、そこに真っ黒な壁と天井を持つ儀式の場を設けている。
墓の所有者は不明で、現在はTT119 ミン(神ではなく人物名)の墓から繋がっているとのこと。
エジプトでは、人気の墓所は狭い範囲にたくさんの墓をガシガシ掘っていくので、途中で過去に作られた他人の墓とぶつかるのはよくある。(^^;)

詳細はプロジェクトチームのWebサイトにあるのだが、この黒い色が絵の具で出してるのか煤をつけてるのかが分からなかった。
http://www.min-project.com/ExcavationDiary/TabId/108/ArtMID/527/ArticleID/52/A-model-of-the-mythical-Tomb-of-Osiris-at-Sheikh-Abd-el-Gourna.aspx

うーん、まぁ煤ってことはないだろうし、煤を元にした絵の具とかなんだろうけど…塗るの大変そうだな(笑)

記事の中では、アビドスにセティ1世がつくった儀式的なオシリスの墓「オシレイオン」を真似たものではないか、とも言われている。オシレイオンが作られたのは第19王朝。問題の所有者不明の墓は第25王朝か26王朝ということなので少し期間が開いているが、もし第25王朝だとすると、「過去回帰」「伝統復活」が叫ばれた時代なので、あってもおかしくないなと思った。



しかしエジプトさん、「発見されてるけど調査されてない」遺跡、ほんと多すぎだろ…w
そりゃー…盗掘の把握も… 出来ないですよね…。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

オシリス様のお墓inルクソール〜エジプトには「発見されてるけど調査はされてない」遺跡が意外とある。 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる