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zoom RSS 専門家だって間違うことはある→どういう時に間違うのか

<<   作成日時 : 2016/07/24 00:10   >>

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学者先生の言うことが必ず正しいわけではない、と私は常々言っている。

たぶん本職の人からすると「何いっとんねんコイツふざけんな」だと思うが、日本の最高の頭脳が集まっていたはずの研究機関で起きた、STAP細胞事件をはじめとする、「専門家が雁首並べてショッボい失敗をおかす」事例の実例はいくつもある。実在するのだから在るわけ無いと否定することは出来ない。それでも「専門家の言うことは正しいはずだ」と言い張るのは、自分だけはミスを犯さないと根拠無く思い込んでいる人だろうから、いつかこっ恥ずかしいミスを犯すことだろう、ご愁傷様。


もちろん、シロウトより専門家のほうが信用できる確率は高い。
シロウトが1割正しいことを言うときに、専門家は9割正しいことを言うだろう。ただ残り1割は専門家でも間違う。そういうことだ。


さて、以前から疑問だったのだが、専門家はどういうわけか、複数人集まると「デカい穴に落ちやすい」という現象が起きるようだ。
なんでそんなデカい穴に落ちるんや、というような穴でも全く気づかずに突っ込んでたりする。それがずっと不思議だったのだが、もしかしてこういうことかなと書いてみる。



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(1)A先生とB先生は旧知の仲。
 A先生の思いつきで述べられた説をB先生は詳細な検証もせずに信じ込む。


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(2)かつてB先生にお世話になったC先生もとりあえず右へならえする


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(3)なんとなく疑いながらも、他ジャンルのD先生もとりあえず従っておく。自分で検証する力を持たない一般人や生徒ももちろん従うことになる。



実際は、ここまでアホの子がそろうことはなく、えらい先生方がみんなしておかしな方向へ走ってしまってるときでも、意外と若手の先生などはコッソリ疑問の声を上げていることが多い。

それでも…

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えらい先生が何人か認めてしまうと、結局、(3)の状態になってしまうのだ。
こうなると、A先生の思いつきによる説をひっくり返すのがとてもめんどくさい。こうして発生するのが、冒頭に書いたSTAPのお粗末事件だったり、考古学でいうならば、かつて起きた旧石器捏造事件だったりするんじゃないかと思うんである。



問題点は、

 学者は身内にとても甘い職業である

ということだ。



ハタから見ている限り、学者世界は、特別に身内の言うことに甘い世界だ。知り合いや肩書きのある先生の言ったことには多少おかしくてもツッコめない。そして、内容をよく見ないまま賛同して、いつのまにやら身内の間でソレが常識となってしまうのだ。

この減少は、実証の出来ないものが多い人文系では多発しているように思う。時々放置されている、「何でこんなのが常識みたいに扱われてるんだよ…」的な説の大元を辿っていくと、その説を唱えたのがその業界での権威だったりするから、その権威が世を去るまで訂正できないとかいうヤツなのだろう。(笑)




ここで、「人というものはみんな身内に甘いものだろう」などと言って逃げてはいけない。身内だからこそ厳しい職業も、身内であろうとも容赦なく疑ってかからねば自分が酷い目にあう職業も、世の中には沢山ある。身内の書いたものはおろか、自分の書いたコードや設計書すら徹底的に疑って確認しなければ大炎上を招くシステム屋とかね…。

別に、間違うことは問題ない。内容を検証も理解もせず、右へならえで賛同しているのがおかしい。権威だろうが友達だろうが、「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」、仕事の内容だけで判断していれば、えらい先生が揃いも揃って恥をかくようなアホくさい状況は起きないはずだ。




というわけで、学者先生がてけとーな判断をしてるかどうかの見分け方である。

  「誰が言ったか」という判断基準が採用されている場合は要注意。


「○○先生の本だから」「xx先生の書いた論文だから」みたいなことを言ってるのはNG。

大事なのは「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」なのだ。論文など、著者名と所属機関を消してから読めばいいと思ってる。本当に内容理解してるんなら、誰の説かとかより真っ先に内容について言及して、根拠を挙げて褒められるはずじゃろ。それが出来ないんなら「誰が」っていう人でしか判断できてないってことだと思ってる。


つーかね、「皆が言ってるからきっと正しい」なんていうのは、自分に判断する能力がない一般人が、よく分からないジャンルに対して採用する判断基準なんですよ(笑)

本職の学者が、ワイドショーのイケメンアナウンサーに釣られる主婦のごとく、意味不明な説やショボい研究に釣られて穴にドボンするのは、主婦と同じ判断基準を採用してるからです。当たり前ですね…だって判断基準が間違えてるんだもの…知識のあるなしとか関係ないですよ、その知識を判断基準の第一に置かないのなら。

判断基準が間違ってれば、専門家だって失敗はする。
だから皆、「○○先生のいってることだから正しいはず」は出来れば避けような、その○○先生でも間違ってることはあるからな!

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