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zoom RSS 「バルト海に沈むUFO」のその後… 誰も資金を提供したがらないため謎として葬り去られる模様

<<   作成日時 : 2016/06/09 00:10   >>

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「バルト海に沈むUFO」とは何かというと、2011年にとある調査会社が発表した、バルト海の海底に何か人工物っぽいものがある! これはきっとUFOに違いない! というニュースのことである。

発見のニュースと、その後の各種妄想の類はググれば日本語でもたくさん記事が見つかる。
たとえばこういうやつである。


海底に沈む“謎の物体”に新説、潜水艦の航行妨げる兵器だった?
http://www.narinari.com/Nd/20120718474.html


…しかしこのテの読み物記事は事実を曲解してでも無理やりセンセーショナルに書くのがお仕事なわけで、往々にして事実はショボいものである。専門家も好事家ですらも、大して興味を抱いていない。「解決しないミステリー」でも「調査しても分からない」のでもない。誰もわざわざ調べようとしないので、ミステリーのまま終わろうとしている、というよくあるパターンなのだ。ていうかどう見てもただの岩だしね…。




という話を思い出したのは、あの時から5年経ち、最近こんな記事が上がっているのを見つけたからだ。

The incredible mystery of the ‘alien spacecraft’ that lies at the bottom of the Baltic Sea
http://www.news.com.au/technology/science/the-incredible-mystery-of-the-alien-spacecraft-that-lies-at-the-bottom-of-the-baltic-sea/news-story/acede86f29dcb06c40a89189411c034f

サルベージ会社は、この地形から採取した物質が人工物だと主張しているようだが、地質学者は「氷河期に形成された地形じゃね?」という感じで考えているので、とくに盛り上がらないのだ…。UFOと疑われるものは実は14,000年前のものだった! とか書いてる記事もあるけど、まぁそれ氷河期の頃に削られた岩って意味だから。


わりと最近彼らによって公開されている映像のコメ欄でも、世間の関心の低さがなんとなく伝わってくる。
https://www.youtube.com/watch?v=UeWtzjQp8ug

「コレ岩にしか見えないんだけど」とか「そこの石の一つでも拾ってこいよ」とか散々。
一般人ですらこの温度感。 これは無理ですわ…。


記事の最後にぽそりと添えられた哀愁をそそるこの一文が、たぶん全てなのだろう。

"It seems that nobody wants to fund research into the Baltic Sea discovery. The question remains: what really lies beneath?"


"誰も資金を提供したがらない。果たして本当はそこに何があるのだろう?"



************

ちなみに、この件で、「UFOっぽいものを発見したぞ!」と声を上げた発見者というのは、Ocean X team という民間のサルベージ会社、もっと言えば宝探し屋だ。

http://www.oceanexplorer.se/

彼らとしては、この件が世界で報道されて会社の名前が上がればそれでよい。また奇特なパトロンが表れて、資金を提供してくれれば尚のこと良しということである。(今回は奇特なパトロンは出てこなかったようだが…)


金持ちの興味を引くためには、次回はもうちょっと、それっぽく見えるものを見つけてくるといいんじゃないかなと思います。いや、たぶん見つけてくるんだろうけど。

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