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zoom RSS 心理テストの「心理」は心理学ではない。心理テスト=ただの占い(何の根拠も無い)

<<   作成日時 : 2016/06/13 00:10   >>

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どっかの博士とかが名前を貸してるケースもありますが、心理テストという名前のついてるものにマトモな根拠のあるものは一切存在しません。

 心理テスト=占い です。

「星占いや血液型占いは信じられないけど、心理テストは信じられる気がする」と思ってるアナタは、きっとニセ科学にだまされやすい人。いいですか… 根拠があるかどうかを考えてください…。たとえばコレ


http://uranailady.com/fortune/shinri1.html

画像



どれかをクリックすると、「このテストは異性に振られたときの態度がわかります」などというメッセージとともに結果が出てくるのですが…、

 タクシーの停めかたと男性に振られたときの態度に一体何の関係が???


もうね、アホかとバカかと。こんなの信じる人いるんですかと小一時間。
心理テストなんて信用するくらいなら、まだ古式ゆかしきタロット占いのほうを信じますよ。タロットなら一応ランダム要素があって運ゲーなところもあるから。


こういうバカみたいな占いが科学モドキの顔をしてはびこっているのが世の中でございます。
もう一回言いますが、

 ・どこかの大学の教授とかが名前を貸していても
 ・「この調査には裏づけがあります」とか「参考にした論文があります」と書かれていても
 ・何かそれっぽい解説がついていたとしても
 ・著名人が「当たる!」と太鼓判を押していても

 「心理テスト」という名前である限りは、
 まず間違いなく 何の根拠も無い占い です。


学問としての心理学を使う場合は、「心理テスト」という言い方はしません。

意味のある調査として上記のバカバカしい占いをせめて少しでも科学的に作り直すなら、タクシーの停めかたと恋愛概念の間に有意な相関があることを証明する必要があります。これは必須で、かつ、公開された調査手順でほかの人が確認しても同じ結果が出なければなりません。

具体的には以下のような手順を踏む必要があります。

@ 男性に振られた経験のある女性を無作為に集める
   -年齢や出身地、年収、家庭環境などの要因による偏りを防ぐため

A 振られた後の行動を調査用紙またはヒアリングや自由記載で確認する
-一般的にはアンケートのような形式で調査用紙を使う。

B 行動のパターンを分類する

C タクシーの停めかたを聞く

D 分類された「振られたとき」の行動パターンとタクシーの停めかたの間に有意な相関があるかを確認する


統計学かよって思うかもしれませんが、そうです、心理学ってのは実質、統計学です。人の頭の中を直接のぞくことは出来ません。なので研究者は、外に出てくる行動や感情しか相手に出来ません。
で、ここまで手順を踏んでようやくそれっぽい外装は出来るわけですが、ぶっちゃけ、統計学はある種の数字のマジックなので比較対象項目を無数に増やしていけば、一つか二つは相関関係が出ます。


医学の研究でよくある「コーヒーを●杯飲む人はガンになりやすい」とか「睡眠時間が●時間以下の人の平均寿命はどうたら」とかも大半は統計マジック。出そう思えば、「体重80キロ以上の人がうお座である確率は、45キロの人の1.2倍である」みたいな、いやそれ偶然だろ…? みたいな結論も出せます。

ですので、どれだけ頑張っても心理テストは 裏づけのある真っ当な心理学には なれません。

エゴグラムを心理テストと呼んでる場合もあり、エゴグラム自体は確かに心理学の一部なのですが、本来は厳密に規定されている質問内容を勝手に書き変えている場合などもあり、ネット上に落ちてるやつなんかは疑わしいです。使い方を間違えば占いと同レベル。

というわけで、「心理テスト」なる言葉を使っているものは一律で占いと同レベルなんだなくらいに思ってください。
まぁ信じたいなら別に止めませんけど、私はタロットか星座占いのほうをオススメします。タロットは絵がきれいだし、星座占いには物語があるので、まだ得るものはあるかと。

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