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zoom RSS 「羊飼いの旅路〜カシミール地方〜」 4000m級の山を越える遊牧民の生活が過酷すぎた

<<   作成日時 : 2016/05/28 00:10   >>

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なんとなくオンデマで見かけてぽちっと視聴した番組が途中からサバイバル全開の衝撃展開だった…。

発掘アジアドキュメンタリー 「羊飼いの旅路〜カシミール地方〜」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016069359SC000/

インド北部の、国境紛地帯に住む遊牧民の生活を追う番組。

夏が近づき、一家が高度の高い北へ移動するところからスタートし、4000m級の山ピール・パンジャールを越えるまでの一ヶ月間を追うのだが、これがまたすごい。何がすごいかって、夕陽の沈む大草原や広い空、山々に囲まれた美しい風景などが続くのに、クライマックスの雪山越えでは吹雪にみまわれ阿鼻叫喚、あやうくカメラマンごと一行が凍死寸前になるという映画かよみたいな展開である。ヤラセなし。ガチで死に掛けてるのが見てて分かる。ていうか最後、動けなくなった50頭の羊を置き去りにして必死で山を駆けおりるからねコレ。


途中まではこんな感じだったんですけどね…

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途中から「エベレスト 神々の山嶺」ばりの登山行に。

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4000m級の山といえば富士山よりも高い。しかも残雪のある雪崩もおきかねない季節に、くつに穴が開いてるような装備で、5歳以下の子供や70歳を越えた老人も含めた家族が、二百頭もの家畜を連れて一日で越えるのだ。もちろん天気予報なんて情報は入って来ない。「命がけなんだよ」という老人のセリフがガチすぎて震える。力尽きた馬が斜面を荷物ごと滑り落ちていくシーンとか声も出ない。

いまのご時勢にまだこんな暮らしをしている人々がいるんだな…と。
(携帯やビニールテントは持ってるみたいだけど、その他の装備がほんとの昔ながらの遊牧民。)

しかし定住を選ぶ人は確実に増えているという。まあそれはそうだろうと思う。カシミールは紛争地帯で、武装勢力もいる。武装勢力に食料を与えてしまったためにインド軍にとらえられて投獄された人の話なんかも出てきた。
途中で「もう羊飼いの時代は終わりだ、今年は山を越えない」とか言い出してる人もいた。

命がけで山を越え続けなくてはならないような過酷な暮らしを、なぜ続けなくてはならないのだろう。見終わったあとにそんなことをぼんやりと考えた。長年その暮らしを続けてきた老人の言う「わしらは、これしか知らない」というのが真なのだとしたら、他の生き方を知ってしまったときが、彼らの旅の終わるときでもあるのか。

一時間では勿体無い、せめて三時間はじっくり見せてもらいたかったなぁ… と思う番組であった。

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