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zoom RSS 古王国時代のエジプト神話ってトト神がオシリスの兄弟なんだよね…。

<<   作成日時 : 2016/04/01 00:10   >>

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なんとなくピラミッド・テキストをちょろっと読んでみた。(`・ω・´)
ウナス王のピラミッド・テキストは英訳版だとネット上にいっぱい転がってる有名どころなので、適当に探してみるとすぐ見つかる。このへん↓とか。

http://www.maat.sofiatopia.org/wenis_text.htm


<ピラミッド・テキストとは?>

のちに「死者の書」になる呪文集の原型。死者の書は新王国時代に成立して、主にパピルスに書かれているけど、ピラミッド・テキストはその名のとおりピラミッド内部の壁面にビッシリ書きこまれている。より古い時代の神話の貴重な資料となっている。ピラミッド・テキストは第五王朝のウナス王の時代から刻まれはじめるものなので、それ以前の時代のピラミッド(クフ王などギザのピラミッド群も)の内部にはピラミッド・テキストは存在しない。

<何が違うの?>

現在知られている神話は、資料の豊富な新王国時代以降をベースにしてるものが多いです。
古王国時代の神話であるピラミッド・テキストだと、のちの時代には消滅してしまう神様や、伝承の途切れてしまう神話概念の断片などが残ってます。



で、ウナス王のピラミッド・テキストの最初のほう読んでて思うのは、トト神の扱いが後世と違うんだよなーってところ。

第五王朝の最後の王、ウナス(ウェニス)王のピラミッド内部に書かれたピラミッド・テキストでは、以下がオシリス神の家族になってます。

1・アトゥム(原初の神)
2・シュウ(大気の神)
3・テフヌト(大気の女神)
4・ゲブ(大地の神
5・ヌト(天の女神)
6・イシス(オシリスの姉妹)
7・セト(オシリスの兄弟)
8・ネフティス(オシリスの姉妹)
9・トト(オシリスの兄弟)
10・ホルス(オシリスの息子)

そしてオシリス(死せる王)の復活シーンで儀式を行うのは、セト・トト・ホルスの三人になってる。
後の時代にはセトが消えてホルス・トトだけになってるんだけど、元々はセトもいて三柱だったんやなってことが読み取れる。

(昔はココにセトさんも入ってたんだな…)

画像



トトの代わりにホルスを入れて、オシリスの兄弟・ホルスと息子・ホルスに分けるより、ずっとトトさん入れたままのほうがスッキリしてて良かったんじゃないかっていう気もする。たぶん、知恵の神が月と賭けをしてゲブとヌトの間に生まれる子供たちの助産をしたっていう神話を組み込むときに、知恵の神=トトを別扱いにしちゃったから後世に改変されたんだろうなあ。




というカンジで、メジャーな神様たちの関係すら違ってたりして中々面白いのですが、ぶっちゃけアレです、半分くらいイミフです。ていうか電波です。何せ大昔の宗教文書なんで(`・ω・´) パンを食べるためにどうして「ホルスの白き歯」が必要なんだい、とかは聞いちゃいけない。

そして食べ物の話が多い。めっちゃ食べ物の話してるこれ。肉とかパンとかパンとかビールとかをひたすら求めてる。死んでも食べたい。好きなものをたらふく食べたい。食欲は古今東西の人類に共通する最も原始的な欲望であります。

画像


これ単語検索したら「パン」が最多出現単語になるんじゃないかな…(笑)
古代エジプト人にとって何より大事なものはパンと魂。ピラミッドの中には、びっしり食い物に関する呪文が書かれている、これ豆知識な。

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