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zoom RSS 【閏日なので】古代エジプトカレンダー・改めて古代エジプト暦を説明するよ!【おさらい】

<<   作成日時 : 2016/02/29 00:10   >>

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はい2/29! 四年に一度のにんにくの日だそうです!
じゃなくて―― うるう日です!

この日は古代エジプトの暦にはありません。
一年365日。なので暦がちょびっとずつズレていきますが、彼らはどういうわけか、分かってて不正確な暦をずっと使い続けていました。宗教上、「太陽神ラー様に貰って変えるなって言われたから」直せなかったんだと言われていますが、それにしても暦が不正確だと農業とかやり辛いですよね。なので公式の暦とは別に、農業用の暦なんかは別にあったんじゃないかと言われていたりしますが… それはおいといて。

ちょびっとずつズレていく公式の暦、一年が365日固定の暦を使い続けたことによって何が起きるかというと、

 古代エジプト暦では同じ日付なのに、現代の暦に当てはめると全然違う日になってる

という現象です。


古代エジプトでは、シリウスの星の出と日の出が一致するとき(ナイルの増水の始まるシーズン)がお正月設定だったようなのですが、その日付は以下のようになっています…

 センウセルト3世の治世7年目 ペレト(播種季) 4月目16日
 アメンヘテプ1世の治世9年目 シェムウ(暑熱季) 3月目9日
 トトメス3世の治世?年目 シェムウ 3月目38日
 プトレマイオス3世の治世9年目 シェムウ2月目1日

ちなみに本来の(ズレてない時の)お正月はアヘト(増水季)の1月目に来るはずなので、ほとんどの記録は大幅にズレてることになります。これに、現代暦との突合せの出来ている末期王朝以降の幾つかの日付を足して、一覧表にしてみると… こうなりますドン。

画像
※センウセルト3世の即位7年目を1871年としてる本も多いです。最近補整された値が1837年だったんで、ここではそっちを採用しました。



うむ、見事なグラデーションだ。

4年に一度足されるべき閏日が無いということは、日数が本来より少ないので、太陽年に対して暦が前倒しなっていくということ。古代エジプトの暦は、現代暦に対し100年でおよそ25日早まってしまうわけです。(もうちょっと細かいところ言うと正確には25日じゃなかったりするんですが、まぁ大体のところで。)




というわけで、二次創作とかしたい皆さん、あるいはエジプト本に載ってる古代の日付から現代暦での日付を推定したい皆さん。
古代エジプトの暦(少なくとも公用暦)は、厳密に言うと時代ごとに対応する現代日がズレるということを一つお気をつけください…。

わかりやすい例:
 アt あるキャラの誕生日が「暑熱季 第3月 21日目」だったとする
 
 →そのキャラの生まれたのが紀元前1837年頃の場合 誕生日は10月下旬

 →そのキャラの生まれたのが紀元前1540年頃の場合 誕生日は8月上旬

 →そのキャラの生まれたのが紀元前1464年頃の場合 誕生日は7月上旬


古代エジプト人、アホですよね。私もアホだと思います。暦つくる意味って何なんだっけww
でもこれが現実なんです(´・ω・`)

標準カレンダーを見て「暑熱季 第3月 21日目だから6/4が誕生日だ!」と思ってはいけません。このカレンダー、暦と太陽の運行がズレてない時のものなので…。



まぁ、そんなん気にするヤツ滅多にいねぇだろって話でもあるんですが、どうでもいいことでももしかしたら人生のどこかでちょびっと役に立つこともあったりなかったりするかもしれないので、えびせんでも齧りながら「ふーん古代エジプトの暦めんどくさーい」って感じで流していただけると幸いでございます。

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