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zoom RSS アテナ女神の「青い眼」はふくろうの眼。

<<   作成日時 : 2016/01/07 00:10   >>

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年末に飲み会で会った人とごちゃごちゃ浮世離れした話をしてた時に出てきた

 「アテナ女神を金髪碧眼だと思ってる人なんて世の中にいるの?」

という話である。


ギリシャ文明はヨーロッパの基礎! と勘違いしている人はヨーロッパにいけばそれなりいるのかもしれないが、まさかギリシャの神々が典型的アーリア人種だと思ってるわけはあるまいというのが私の意見だった。ナチスの残党でもなきゃ、それは無かろうよと。(笑)

だがアテナ女神については、「目が青い」という記述が原典にあるのだという。
それを調べてきた。

まず「青い眼」が出てくるのはどうもホメロスの詩のことらしい。

"彼女がホメーロスで鳥に変じ、またglaukopis<<梟の眼の>>、あるいは<<青い(輝ける)眼>>と呼ばれ、アテーナイで彼女の聖鳥が梟であるのも、ミュケーナイ時代の獣形の名残りかと思われる。

ギリシア・ローマ神話辞典/岩波書店"


この本の説によれば、アテナ女神は梟に変身することもあるが、そもそも元は梟の姿で信仰されていて、その時に梟の外見からつけられた別名が「glaukopis」ではないかとなっている。

梟には、確かに眼が青いものがいる。

画像


眼が「青い」のはあるようだが、肌が白くて金髪だとはどこにも書いてないわけだし、白いのは梟の羽毛だし…となると、やはりアーリア人種な外見で想像するのは、何か変な主義思想をもってる人だけのような気がするのだが。



ギリシャの文化は、ミュケナイはもちろん、東地中海世界の先に発達していた文化と密接に繋がっている。神々には、アジア(アナトリア、中東、近東、エジプト)などから色んな要素が入り込んでいる。その流れでいくと外見的には地中海人とでもいうべきアジアとヨーロッパの中間な感じを想像するのが普通な気がする。というか現代のギリシャ人だって黒髪とか濃い色の髪・目が多いしね…。

あと、たぶん日本でギリシャの神様が金髪イメージにされてるのは、少女マンガのせいだと思うの。なぜか美人は金髪、というルールが出来ているので、アプロディテとかほぼ間違いなくパツキンゆるふわウェーブなんだよね。

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