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zoom RSS 「黄金伝説」展にいってきた。中身はほぼギリシャ近辺。

<<   作成日時 : 2015/11/07 00:10   >>

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エジプト展とセットで割引だったので! いってきた!
公式こちら

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2015gold.html

なんでオランダ王国大使館が協賛入ってんの? と思いながら言ったんだけど、オランダのライデン博物館からけっこういろいろ借りてきてたのね。図録のかなりの部分がライデンから借りたものだった。オランダにこんなにギリシャものがあるのかぁ…って感じ。

そう、この黄金伝説展、トラキアとかエトルリアも入ってはいるんだけどメインはギリシャ。神話ネタとかも多いんで、元の神話知ってる人は「あーあーあれか」って分かると思う。とはいえパネル展示が丁寧で、イメージがわきやすいようにその神話の油彩画を持ってきてたりもするので、ウロ覚えとかでも大丈夫だと思う。

アルゴー号の黄金のヒツジの皮とか、そーいやそんなのあったなーって感じで見ていた。

ただ分かりづらかったのがギリシャ用語。「ディアデマ」「フィブラ」「クラテル」あたりは頻繁に出てくるのでなんとなく分かったが、「ペリケ」とか「パテラ」とか次々とカタカナ用語が出てきて「???」って感じに。パネルの解説みればその場所のやつは分かるんだけど、次に出てきたときにはもう忘れてるからねー…。

「冠」と書いてルビで「ディアデマ」、「ブローチ」と書いてカッコで「フィブラ」とか書いてくれればわかるんじゃが。



ギリシャあんまり詳しくないので「ふーん」って感じでみていたのだが、エジプトとの交流が増えるあたりからエジプト風な装飾品が続々出てくるのは面白かった。ファラオ風なベルト留めとか。あとどう見てもエジプト式な人物絵の書かれた入れ物とか。

画像


ただ、「お前そのヘビの取っ手はなんだよ」とは言いたい。小一時間といつめたい。
どうしてギリシャ人は魔よけとか言ってへんなところに顔とかつけたがるの。いらないからそういうの。



で、この展示で面白かったのは、金の産地と流通経路がある程度見えたこと。
紀元前五千年のヴァルナの金製品は、そこが金の産地に近かったことを意味している。金は最初、産地で消費され、やがて権力が誕生すると、権力に沿って流れるようになる。文明初期から金製品を使ってるのは、金の産地に近い場所。文明が発展すると産地から遠くても金が出てくるようになり、金の多さ=権力の大きさ になる。

黄金の世界史 (講談社学術文庫)
講談社
増田 義郎

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(とかいう話はこのへんの本で楽しく読める。)


ローマ時代にスペインの金鉱で金を掘ってローマまで輸送してた話とか出てきて、ほほうと思いながら見てた。時代ごとの金の産地のマッピングがあればよかったのになぁ、と、そこだけは残念。

あと最後に金鉱石(本物)がありましたね。
ぜんぜん金に見えないですね!!

やー、「金は精錬しないと金に見えない、最初から光ってる石は”愚か者の金”と呼ばれる黄鉄鉱だ」なんて話はよく言われますが、マジあれ金って言われても金に見えへんわ。一体どうやって見分けてるの…。



普通に金細工アクセを見るだけでも楽しいんで、貴金属が好きな人はそっち方面で、歴史・神話好きは黄金にまつわるストーリーで楽しめる感じの展示会でした。まぁでも金製品はやっぱりエジプトが最高。使ってる金の量もすごいけど、デザインの洗練されっぷりがハンパない。(※若干の贔屓が入っていることは認める)

細かい細工でごちゃーって手の込んだのつくるより、曲線とかが美しくて無駄のない、シュっとしたのがおいらは好きかな。

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会期は来年の1月11日まで。
ところどころに潜んでるイケメン警備員さんも要チェキだ★ ←おい

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