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zoom RSS デンマーク/初期ヴァイキング時代の港を発掘なう

<<   作成日時 : 2015/10/19 00:10   >>

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デンマーク史を書き換えるかもしれない大発見、らしいのだが、デンマーク史はそこまで詳しくないのでどこを書き換えるのかは分からない。ヴァイキング時代初期の歴史かな?

Archaeologists to uncover secrets of Viking fortress
http://cphpost.dk/news/archaeologists-to-uncover-secrets-of-viking-fortress.html

ニュースになっているのは、去年見つかったKøgeの近くの円形に防御壁で取り囲んだ港。デンマークで見つかった中では5番目に大きい、と書かれている。作られた時期は900年代、ハーラル青歯王(Harald Bluetooth)の時代。デンマークに存在する、わっか状に壁で取り囲まれた港は、同一の作り方をしているため、同じ人物が作ったかもしれない。とのこと。

ちなみにハーラル(ハラルド)青歯王というのは、デンマークで最初のキリスト教に改宗した王。

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伝説上の建国史はあるものの、実在が確実なのは、この王様の前のゴーム王のあたりから。なので、今回見つかってる港が本当に青歯王のものなら、史実として認められている最古クラスの王様の時代の遺跡ということになるので、なるほど大発見というのは分かる。

また、この王様はデンマークのみならずノルウェーも手中に収めた人なので、ヴァイキングの活動としてはいまいちパッとしないデンマークの、北欧史の中で最も輝ける時代とも言える。


ハーラル青歯王に関するデンマークの記録としては、「ゲスタ・ダノールム」がある。まぁ日本でいうとこの日本書紀みたいなもんで、多少誇張や伝説もまじりつつ、ある程度、「国の正式な歴史」という体裁をとって書かれた書物。いま手元にないのでハーラル青歯王の部分の記述を確認できないが、たぶん、そこに今回の港の発見から分かる出来事を重ねて、記録と史実とを付き合わせると面白いことが分かってくると思う。


10世紀、というのは、デンマーク史の中で「神話」と「史実」とがリンクする狭間の時代。
忘却と伝説の霧の中から、遺跡や遺物の形を取った「歴史」が姿を現す時代。

果たして朽ちた港の遺跡は、ヴァイキング時代初期に生きた人々の、どんな物語を見せてくれるのだろうか。



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★まめちしき★

「北欧5カ国」と言われますが、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドのうち、フィンランドにはヴァイキングはいませんでした。フィンランドは民族別(ゲルマン系じゃない、言語も全然違う)。お隣のスウェーデンさんに税金と称して毛皮を徴収されてたりしました;

ヴァイキングの活動が盛んだったのはノルウェーとスウェーデン。
うちノルウェーのヴァイキングが"発見"して移住して作った国がアイスランド。

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白黒なんでわかりづらいですが、デンマークのヴァイキングは最初の頃はブリテン南部をガンガン襲ってて、そのうちフランス南部やイタリアのトスカーナあたりに移住をかねて略奪に行ってます。個人プレイの多いノルウェーヴァイキングなどに比べ、デンマークヴァイキングは首長や王がリーダーシップをとって、組織だって遠征するのが特徴と言われます。



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