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zoom RSS EUに押し寄せる難民、メディアが言わないこと

<<   作成日時 : 2015/09/08 00:10   >>

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どっかで言ってるかもしれないけど、あんまり前面に押し出してはないと思う。
なぜ言わないのか不思議なのだが、メディア関係者は知ってて黙ってるか、本当に知らないか、配信された記事を和訳するのがお仕事だと思っているかだろう。


●"難民"になってるのはそこそこお金ある人

まず今来てる難民の皆さん。
難民というにはえらい小奇麗な格好してるな、とか思いませんでしたかね。駅でキャンプしてる人もいる。
それもそのはず、彼らは そこそこお金もってる層 です。密航業者にお金払えてますし、ドイツ行きの切符も買えたりしてる。それすら出来ない貧困層は今も自国で死んでいってます。(もしくは生活のためにISとかの過激派組織に入ってたり)

ちなみにドサクサに紛れて入国しようとしている近隣の国の人なんかもいるみたいですね…。(ぱっと見では区別つかないらしい。)


●"難民"といえどスマホをを持っていてインターネットできてる

いまやチベットの奥地だろうがアフリカのマサイ族だろうがスマホ普通に持ってる時代です。
日本が高級嗜好のスマホで自画自賛している間に、世界は韓国や中国の安価なスマホに席巻されるようになりました。

で、なんで今になってEUに大量の人が押し寄せているかというと、今までに自国を脱出してEUに渡った人たちが、どこかの国で定住してよい生活を送れていることを、ネットで見て知ってるからです。 難民同士がフェイスブックでリアルタイムに情報共有しています。 バーゲンセールの口コミみたいなもので、「ドイツがいいらしいよ」と先に脱出した知り合いに言われたからドイツに押し寄せているんです。

BBCのインタビューで、フランスからイギリスに渡ろうとして止められている人の中には、「先に国を出た家族がイギリスにいるから、なんとしてもイギリスに行きたい」と話している人もいました。


●陸続きのほかのアラブ諸国に行かないわけ

たとえばサウジアラビアとかは、難民の受け入れをしていません

徒歩で国境越えして勝手に入りこんでる人はいますが、あくまで不法入国者ですからね…
国籍がとれる可能性がある、難民申請すればごはんや家がもらえる、さらに生活保護つき、となれば、そりゃ遠くても危険でもEUを目指すでしょって話。

EUはすでに溢れてるので、日本にも難民の受け入れを迫ってくるかもしれませんが、文化の近い近くの国に受け入れを説得するほうが世界の役にたてるんじゃないかな。つーか日本なんて文化も言語もまったく違ううえに遠すぎていつか故郷に帰ることも出来ないような国より、近くの国が受け入れるほうが、難民になってる人たちのためでもあると思う。


●近隣の国はすでに満杯

トルコ国境には200万人。レバノン、ヨルダンも受け入れは限界。
イランはご存知ISの勢力下で戦時中なのでどうにもならず。
イエメンも内乱中。

イスラエル、サウジアラビア、クウェートなどの国は難民シャットダウン中。
我らがエジプトさんもそうですね。つかシリア難民受け入れる余裕があればパレスチナとの間に壁なんか築いてません…。


そして最後に、メディア関係者もフリーカメラマンも何故か認めようとしないのがコレ。

●そもそもの原因は、安定していた政権を攻撃したことによる

難民となっているうちリビア、シリア、アフガニスタンなどから逃げてきている人たちは、自国が内乱状態でいつまで経っても安定せず、普通に暮らしていくことが困難だから、死にたくない、殺されたくないと必死で逃げ出しています。しかしそうなった原因の一つは、ぶっちゃけアメリカとかEUとかが、元々の政権は好ましくないといって軍隊送り込んで打倒したあと、アフターケアもせずに放り出したから。

たとえば、リビアはカダフィ政権下では安定していて、観光にも行けてました。
無理やりカダフィを倒したあとはご覧のとおり、政情不安の状態が続いてます。

シリアもそう。かつては、アサド政権のもとである程度安定していました。
残酷な独裁者で自国民を20万人殺したといいます。しかし、打倒アサドを掲げてはじまった反政府運動は、同じく20万人近くを殺し、1000万人(国民の半数)を戦争被害者にし、500万人(国民の1/4)を難民として国外に追い出しました。 どっちがマシですか?

アサド政権を批判して、反政府運動という暴力を正当化したメディア関係者は、この大量殺戮を正当化したことになるんです。やってることは、結局はアサド政権と同じじゃないのかと。

そもそもアサド政権はロシア(&中国)が後見していて、反政府側はアメリカやEUが後見していた、作られた内戦、代理戦争の一面があったと思います。その中から、「どっちの操り人形もいややねん!」と離反する独立した第三勢力が生まれてくるのは、今になって思えば当たり前に予想されたことなわけで、三つ巴の戦争になった時点で簡単には戦争が終わらないことは予測できたはずなのです。

敵を殺し尽くせば戦争は確かに終わる。その土地に住む人々がすべて死に絶えれば平和にはなります。
いまシリアから人が逃げているのはまさにそのためで、三つ巴で講和が出来なくなった時点で、戦争を終わらせる方法が「その土地から誰もいなくなる」しか選択出来なくなったからです。



だいぶ前に流し読みしてて見つけた記事ですが、ここに書かれてる内容が自分の考えに近いです。

シリア・アサド政権はどのように必要とされているのか?
http://synodos.jp/international/13439


最初に書かれている、

実証や裏付けを伴わない一方的な批判は、もはや暴力停止に向けた建設的議論をモラトリアムするための口実にしか見えない。


これがまさにその通りだと思うんですよ。戦争を終わらせる努力を、仕掛けた側(=アメリカやフランスなど)が行わなかったのが、そもそもの難民多発の原因なんだから因果応報ですよねコレ。つーかよそ様の国の政権が好ましくないからって武器を与えてテロ助長とかしてたですよね。現地の人からしたら迷惑でしょそりゃ。たとえ自国政府が独裁だったとしても、支持されるわけないわ…。

実際、アサドは悪というプロパガンダを繰り返したにも関わらず、現地でのアサド支持率はほとんど下がりませんでした。
反政府運動が開始されてしばらく経った頃のアメリカの調査で75%が支持していた。政権を批判する人はいても、一番大事なのは「自分たちの土地で安心して生きていけること」であり、外国から押し付けられた「民主化」のもと、欧米に都合のいい政権を打ち立てられることよりは独裁政権がはるかにマシだと思われてたのです。

この時点で反政府組織を押すの止めとけば良かったんですけどね…。
現地に住む人々の声を無視して自分たちの"正義"を押しつけた結果が今の難民です。

こうした現実が見えずに未だに欧米側のプロパガンダである「アサドは悪」という考えに凝り固まっている人を見てると、少しは自分で考えようやとツッコみたくもなりますよ。


もちろんスマホ持ってインターネットしてるので、難民の人たちもここらの事情は知ってます。シリアから逃れてきている人たちの中には、「自分たちの国をめちゃくちゃにしたEUに責任をもってもらう」と思っている人もいます。日本にいる大陸側からの元・難民と同じく、将来的に被害者ビジネスに走る可能性は高いですね。(にこっ)



●まとめ 難民は今後も増えるのか

受け入れを続ける限り、間違いなく増えます。
先に定住した人は家族を呼び寄せようとしています。また、インターネットを通じて仲間たちにどんどん口コミを広げていっているので、止めることはできません。

難民が流入するのを止めたければ、自国の移民制度を廃止して別の国に押し付けるか、難民の発生源となっている紛争地帯を安定させるしかありません。


しかしこれが戦争をけしかけた側が戦争を終わらせようとしないから発生した事態であることは忘れないでいただきたい。

究極的な方法ですが、その場所に誰も人がいなくなければ、確かに戦争は終わります。
難民となっている人々は、自分たちのとりうる「戦争を終わらせる唯一の方法」によって自ら紛争を終わらせようとしているのかもしれません。


*****

私の考えととしては、先に書いたように、日本がやるべきことは、うわべの臨時対応に過ぎない難民の受け入れよりは、難民発生源となってる国の近隣で受け入れをしていない国に門戸を開いてもらうよう働きかけることのほうが妥当だと重います。

(まぁ資源を頼ってる以上、産油国相手に強く出られないでしょうから実際はパフォーマンスで終わるでしょうけど、フリするだけでもEUの矛先はかわせるでしょう。
(政治ってそんなもんだし

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