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zoom RSS 農耕の始まりと麦栽培の試み 最古の証拠は2万3年前まで遡る?

<<   作成日時 : 2015/08/02 00:10   >>

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ぐるぐる回ってたらこんな記事を見つけたのでメモがわりに。

Scientists Find Evidence of Small-Scale Farming 23,000 Years Ago in Israel
http://www.sci-news.com/archaeology/science-farming-ohalo-ii-israel-03052.html

イスラエルのガリラヤ湖畔(英語では"Sea of Galilee" で "海" になっている)の遺跡から、2万3千年前の麦栽培の試みの証拠が出てきたというもの。

記事中にある「Ohallo U」という遺跡は、こんな感じらしい。
http://archaeology.about.com/od/oterms/qt/ohalo_ii.htm

ここの遺跡から出てきた大麦の穂が、野生種と栽培種で若干大きさが違うということ、穂の刈り入れに使われたらしい石器が出てきたことが、栽培を試みていた証拠としている模様。ただし「小規模な」「試作的な」もの。

現在のところ、最初にムギの栽培を始めたのは、このガリラヤ湖畔も含むいわゆる「黒い三日月地帯」のナトゥフィアン文化の人々で、紀元前1万年より少し前くらいから開始されたものと考えられている。今回の発見はそれより1万数千年も早いことになるが、本格的な農耕の始まりとは看做されていない。おそらく単発的な発見で、規模や継続性が足りないのだろう。

人類の歴史は、必ずしも一直線に発展するものではない。一つの技術が確立されるまでに、何度もトライ&エラーが繰り返され、一度編み出された技術も継承されないままあっさり廃れてしまうことがある。また何事にも需要と供給、つまり技術開発の必要性とタイミングというものがある。要するにワンダースワンとかNintendo 64とかが何で流行らなかったのかみたいな話である。

だから、農耕の試みの跡が見つかったからといって、それが農耕の始まりとイコールで結ばれるわけじゃないのだ。この発見は、のちに農耕が本格的に始まるにあたっての数多くの「トライ&エラー」の一つだったんだろうなと思う。

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