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zoom RSS 君は地下都市に住みたいか。カッパドキア・ネブシェヒルで新たな地下都市を発見

<<   作成日時 : 2015/04/13 00:10   >>

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子供の頃はワクワクしたものだけれど、大人になってから冷静に考えたらムリだった。
そんな一つが、カッパドキアの地下都市に暮らすということ。


先日、こんなニュースが流れた。

カッパドキアに新たな地下都市、過去最大と推定
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/033000022/

ネブシェヒルは、カッパドキア地方の中心部にある大都市。長距離バスのバスターミナル(オトガル)や飛行場もある場所だ。ほとんどが田舎町のカッパドキアの中ではかなり栄えている場所。ただし、それだけに面白みはあまりなく、普通のホテルは沢山あるが岩の家はない。
地下都市で有名なデリングユなどは、少し距離があるため、バスかタクシーで移動しないと行けない。

そこにネブシェヒルの街中に地下都市が見つかったので、「やったチョクで観光客呼べる!もうハブ町なんて呼ばせないっ!」と地元民が大喜びなのが上のニュースというわけ。


この記事だけ読むと、インフラが整えられ、快適な生活の送れるすごい地下都市があったのかなって思う人もいると思う。が、「礼拝堂やワイン醸造所、水路や通気口などのインフラ」は他の地下都市にだって完備されている。というか、それがないと長期間地下に篭れないのだから、一定規模の地下都市にはあるのが普通だ。そして、これらのインフラをもってしても、実際の地下生活は凄まじく過酷であったことが推測されるのである…。

観光用パンフの写真はうまいこと撮られすぎているんである。
こちらが実際のデリングユの内部。狭さがお分かりいただけるであろうか。内部は死ぬほど狭い。通路は常に腰を屈めていなければならず、今のように懐中電灯も電球もない。松明は使ったかもしれないが、地下に引きこもるなら燃料は貴重なので、おそらく手探り移動である

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ちょっとふくよかな観光客が来ると途中でつまっている。

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空気穴は台所の近くにあけられている。火を使うので空けないと燻し殺されてしまうわけで、至極必然のことといえる。が、逆に言うとそれ以外の場所には空気穴はない。つまりおトイレのニオイは地下に篭りっぱなしである…。
私が行ったのは夏場だったのだが、観光客の汗臭いすっぱいニオイがわだかまってる場所もあった。沢山の人が暮らしていた時代には…うーん。たぶん中の空気は淀んでいたんだろうな…。

寝室はこんなの。壁にあいてる穴みたいなとこがベッドなんですよ奥さん。軍艦の三等兵ベッドみたいな。ここで何ヶ月も太陽を見ずに暮らしてたら気が狂いそう。

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教会の床には細長い穴があけられていて、何の跡かというと地下に篭ってる間に死人が出た場合にそこに仮埋めするための場所だったという。もちろん埋める土なんてなく、穴もごく浅い。死体の腐敗臭ってすごいですからね…実際にその穴が使われた場合は相当ひどい匂いがしたんじゃないかと。


というわけで、実際に行ってみた「地下都市」は、迷路みたいで面白いんだけど篭って棲みたいとは思えない場所だった。トイレの排泄物や食事のカス、食器洗いや洗濯の汚水をどうしていたのかは非常に気になる。地下だけで完結させられないからねえ…。篭ってる間溜めっぱなしだったとしたら、よく疫病で全滅しなかったなくらいの不潔な環境になっていたと思う。

カッパドキアは、やっぱ岩の家ですよ岩の家。要塞っぽい岩の家すごいかっこいい。
地下都市はともかく、いいところですわよ。

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