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zoom RSS ジェセル王の緑タイルが多すぎる 古王国時代の謎

<<   作成日時 : 2015/03/07 00:10   >>

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ジェセル王の緑タイルといえばこれ。これですよ。

階段ピラミッドの内部にはっつけられてるやつ。ファイアンス製のタイルで、内部をタイル装飾した墓は今のところこれだけしか見つかっていません。なので、この形状のタイルが見つかったら無条件にジェセル王の緑タイルってことになってます。ただ…

画像


前々から思ってたんですが、このタイル 世界中に出回りすぎじゃないですかね?

ほんと色んなことの博物館にあるんですよ。10枚単位で。この数年だけでも、国内の展示会+海外含めて百枚以上は見た気がする。一体いま日本に何枚あるんだこのタイル。個人所蔵のものも含めたら国内だけで壁一面分くらいあったりしないの。

一般的には、ジェセル王のこの緑タイルは36,000枚あった、ということになってます。(参照 大英博物館サイト)

でもそのうち一体どれだけがもとの場所に残されているのか。ヘタしたら半分くらい国外にあったりしないんでしょうか。ピラミッドは現存するし、動きません。なのでもともとあった枚数はそんなに大きく間違えないと思う。でも、

 元々あった枚数 - 今残っている枚数 <  国外にある枚数

であるかどうかの確認が取られていない気がする。
というか、色んなところにありすぎて、正確にどこに何枚あるか誰も把握してないんじゃねっていう懸念があるわけですよ。



こんなことを気にし始めたのは、ジェセル王のタイルと言われているものの大きさや色目があまりにもバラバラすぎるんらなんです。で、形というか見た目だけで簡単に判断しすぎじゃねーのかと。
もし現存する枚数が、明らかにピラミッド内部に使うより多かったらどーすんだろうと。


そもそも、ジェセル王のピラミッドの地下室って構造がむちゃくちゃメンドクサイ。このタイルある場所って一番奥ですし、その昔ドイツ隊が中で遭難しかかったとかいう逸話もあるほどの場所。

そんなとこから何千枚単位のタイルを誰が外に持ち出し、売りさばいたのか。他に同じタイルを使ってる、もっと盗り易い未発見の墓ないし葬祭殿などの施設があって、そこから持ち出された可能性も考えられなくないんじゃないかというのが一つ。


もう一つは、タイルの形状比較はされていても、誰もその成分や製法が一致することを確認していない。
ファイアンスの研究者が世界的にほとんどいないということもあるし、所蔵主がバラバラということもあるだろうけど、見た目が同じだからとか、今のところこのタイルを使ったのがジェセルのピラミッドだけだからとかいうだけで出土地を「断定」されると、なんか違和感あるんですよ。ツボと違って胎土比較とか出来んのかもしれないけど、極端に大きさや色の違うシリーズは調べてみてもいいんじゃないかって気がする。


あと36,000枚も作ってたなら流れ作業だったはずで、余分に作っちゃって余った分とか、失敗作とか、色々あったと思うんです。それらが同時代の王族の墓なんかに流用された可能性は意外とありそうなんじゃないのかなあ。その場合は、成分は一致するだろうけど枚数は合わないだろうな。



前提を疑うところから発見は始まる。あまりにも世の中には「ジェセル王の緑タイル」が多すぎる。出所が一箇所だというのは実は思い込みだったりしないんだろうか…

誰か調べてみませんかね? ね?

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