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zoom RSS 【踏み絵】まさかの危険な観光地…エジプト・王家の谷は放射能に汚染されていた!!【引っ掛け】

<<   作成日時 : 2015/03/31 00:10   >>

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ドイツの研究機関によると、エジプト・ルクソールにある王家の谷の岩盤には天然の放射性物質であるラドンが多く含まれるため、墓の警備に当たる作業員が、半年に最大66mSvも被爆していることが分かったそうです。世界平均の被爆量が年間2.4mSvであることを考えると大変危険です。土ぼこりを吸い込むことによって体内から被爆する内部被爆の可能性も高いです。実際これまで王家の谷で意識を失ったり気分が悪くなる観光客も多く居ましたが、これまであまり危険視されてきませんでした。墓を開いた時にかかる「ファラオの呪い」とは、実は放射性物質による被爆だったのかもしれません…!

REAL-TIME MEASUREMENT OF INDIVIDUAL OCCUPATIONAL RADON EXPOSURES IN TOMBS OF THE VALLEY OF THE KINGS, EGYPT
http://rpd.oxfordjournals.org/content/early/2010/12/22/rpd.ncq450.abstract


はい、というわけで、ここまでの文章を読んで「そうなんだやっぱり放射能怖いね!」ってなったあなたは、残念ながらまとめブログとか週刊誌とかに騙されやすい方です…。別にどってことない話でも、切り出し方によってセンセーショナルな内容に出来ちゃうんだぜという見本をやってみました。

原発がなくたって、放射性物質は地球上にたくさんあります。ラドンはその一つで、岩盤に含まれるもの。
王家の谷は、実際にラドンが多く含まれる土壌のようで、そこにいると自然に被爆することになります。で、普通の観光客はちょろっと来てすぐ帰るんで大したことないんですが、ずーっと谷で働いている墓の警備員さんの被爆量が心配だねってことで、この調査が行われたようです。



もう一つ別のソースが以下。実際に12の王墓で線量を計ってみた、と言ってます。

Technologies for Biomedicine / Infectious Diseases and Immunology
http://www.helmholtz-muenchen.de/annualreport2011/research-highlights/29_p_5_5.html

こちらだと「年間70mSv以上」となっており、国際的に安全な水準と言われる20mSvを越えてしまっている、と言われてます。ちなみにアメリカでの安全基準は50mSv。日本の原発で働く人の健康管理はうるさく言われてますが、王家の谷の警備員さんは今までノーチェックだったんですかね。

というわけで、我々観光客は別に危なくありません。王家の谷行ってオッケーです。ルクソールマラソンで走っても(脱水とか熱射病とかでぶっ倒れない限りは)死にはしません。王家の谷で発掘していた考古学者たちが軒並み癌で倒れたってこともありません。
ただし、閉ざされた墓の内部で、放射性物質の混じった粉塵を吸い続ける警備員さんだけは、仕事のローテーションをちょっと考えたほうがいいかもしれない…。というお話。



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たぶんアクセス数狙いのまとめブログだと、この同じソースからでも"ファラオの呪いは実は放射能だった!"、とかいう文章作ると思うんだよね。まあ線量高いのは事実みたいですけどね。

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