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zoom RSS カナダからヴァイキングの残したと思しき冶金道具が発見される

<<   作成日時 : 2015/01/11 00:10   >>

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ちょい前のものですが、忘れんようにメモ。
ニュースソースはこちら

Possible Viking Vessel Identified in Canada
http://www.sci-news.com/archaeology/science-viking-presence-arctic-canada-02349.html


見つかった場所はココ。カナダといってもグリーンランドのヴァイキング入植地に近い端っこのほうっスね。

画像


この道具は、青銅の道具を作る際に使用された"るつぼ"と考えられている模様。ただキレイに割れてるところ見るとどっちかっていうと"鋳型"なのかもしれない。見つかったのは極北の先住民(いわゆるエスキモー)、ドーセット人の遺跡だという。彼らは冶金術を持たなかったため、これはヴァイキングの持ち込んだものだろうと推測されているのだ。

これがなぜ重要かというと、北米に移住していったヴァイキングたちが、現地先住民と確実に接触していたという証拠になるからだ。ヴァイキングの北米移住については、現在連載中のマンガ「ヴィンランド・サガ」で日本でも有名になった。サガでは「インディオ」と書かれているが、ドーセット人はどっちかというとエスキモーである。

ただ以前調べた記事のとおり、ドーセット人は極北エスキモーの中でも得意な存在で、ほかのエスキモー集団からは孤立した、独自の文化を持っていたとされている。


[>参考

ヴィンランド・サガ 〜ヴァイキングが出会ったスクレーリング=ドーセット人とは
http://55096962.at.webry.info/201409/article_17.html


ドーセット人の文化は、ヴァイキングとの接触後しばらくして消滅してしまう。そのため原因はヴァイキングの持ち込んだ彼らには免疫の無い疫病だったのではないかとも言われているが、どの程度の接触があったのか、どのくらいのペースで人口が減っていったのかなど不明点も多い。

今回の発見で全てが明らかになるわけではないが、もしかすると、ドーセット人は従来言われていたよりヴァイキングの移住者たちと深く関わっていたのかもしれない。

サガに謳われる、ヴァイキングと"スクレーリング"たちの接触は暴力で断絶される悲惨なものだった。だが移住者の集団は一つではなかったし、試みも、一回ではなかった。もしかしたら、平和裏に現地に定住できた人も少しはいたんじゃないのかなあ…なんて想像してみる。たとえばほら、置き去りにされた船乗りの一人がアレでナニで、迎えが来たけど俺はここに残る!みたいなこう… これで小説一本書けますね(笑)

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