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zoom RSS 最終日 真夏の都、ブエノスアイレス

<<   作成日時 : 2015/01/22 00:10   >>

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日本に帰るための予備日のようなもの。ブエノスアイレス。
この日の午後便で再びNYに飛び、そこから乗り継ぎで日本を目指す予定だ。

ブエノスアイレスは… 再び灼熱の夏真っ盛り。
予報の最高気温30度。サンティアゴと同じくらい。

朝イチで動き始めた段階でもう肌にじっとりとからみつく潮風の気配…。


とりあえず、通りから空軍広場を。

ここの塔はアルゼンチン独立を記念して英国から贈られたもので、広場の名前も「イギリス広場」だったが、その後フォークランド紛争を経て対英感情が悪化した時に怒りの捌け口として破損され、広場の名前も変わってしまったという悲しい場所である。

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気温はチリより低いはずなのに暑く感じるのは、日陰が少ないからかもしれない。あとショッピングモールみたいにクーラー効いてて避難できる場所がない。。。ひたすら暑い。ので裏通りの日陰を選んで歩く。それでも暑い。
場所によっては治安が悪いらしいのだが、町の中心部には全然危険の気配はない。外務省ページで黄色がついているのは何故なんだろう。

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半日しかないのと、既にパタゴニアでやりきって消化試合なのとで、あまりガッツリ観光する気分ではない。
だらだら公園巡りなどをしていたら見つけた全裸の像。股間が光り輝いているのは、やはり触られまくっているからか(笑) こういうの、全世界共通だよね!!!

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ブエノスアイレスで「とりあえず見とけ」というポイントといえば、やはり「レコレータ墓地」。
著名人たちが眠る墓地なのだが、お墓が彫刻で飾り立てられていてとてもユニークなのだ。ただしまわりはフツーに住宅街。それも高級住宅街。近くにお墓があるとマンションの値段が下がる日本とは大違い。

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レコレータ墓地で必ず回るべき有名人のお墓といえば、「教育の父」と尊敬されるサルミエント大統領サルミエントさんと、

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美貌の大統領夫人エビータ。前者は看板があり、後者は人の流れについていくとだいたいたどり着ける。
ちなみに墓地入り口の左手に墓地の見取り図もあり、どこに誰のお墓があるかの一覧になっている。トイレは墓地の入り口の門を入ってすぐ左手。トイレ休憩にも丁度いい。墓地だけど。

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ブエノスアイレスのメインストリート、7月9日通り。独立の日を記念してつけられた名前。これなら建国日を忘れないね! …直近の歴史で植民地支配から独立したということりない日本では、建国記念日の意味が薄くて頻繁に忘れ去られてますがね。
クリスマス・ツリーが撤去され始めている。

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大通りの真ん中は、各地へ向かうバス路線が集まるターミナル群になっている。バスターミナルの先にあるのは「オベリスコ」。これもランドマーク的な観光地の一つである。

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大統領府の前の大聖堂では、ブエノスアイレスを擬人化したマリア様。右手に船を持っているのが面白い。
しかしそれを除けばヨーロッパでもよくある感じのアリガチな大聖堂で、チリやペルーに比べるとローカル色が薄かった。アルゼンチンは、特に移民の割合が多いからかもしれない。

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ほか、聖堂内のサン・マルティン将軍の霊廟前には衛兵がつめており、警護していたのだが…教会内で帯刀・銃所持っていいのか? 聖域は非武装が基本では…。なんだか聖と俗が混じっているようで微妙な気分になったのは内緒である。


大統領府は工事中で閉鎖。
かわりに海まで突っ切っていく。ブエノスアイレスは海に面した町。海沿いには三隻の帆船が浮かんでおり、そのうちの一隻、サルミエント号の中には入ることが出来る。

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見学はたったの5ペソ(70円)! やっすぅぅい!
地元民も見学にくるからですね。つーか基本物価から考えたらそのくらいですよね。パタゴニアの博物館の70ペソだ40ペソだしたあれは何だったんですかね!

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入ることは出来ないけど、港の端っこにぽそっと浮かんでいるリベルタドール号。
このへんの海沿いは、パタゴニアより風が強かった。暑いのに風がキツい。日陰に入ると妙に寒いのに日向はジリジリ焼ける。通り沿いのアイスクリーム屋は大盛況だ。

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サルミエント号から港に向かうあたりの水際の遊歩道沿いには、たくさんのレストランがあった。
お昼ごはんはそこで最後のステーキをいただく。アルゼンチンといえば肉、肉なのです。

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ホテルに帰るついでに、途中で見かけて気になった線路を追いかけてみた。
こんなかんじで、街中には線路が走っている。が、電車を見かけない。というか二車線あるけど奥の線路草に埋もれてて使ってる感じがしない。

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線路が完全にアスファルトに同化している。そして遮断機の残骸っぽいものがある。
?? という感じ。

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しかしそれでも駅にはついた。駅には電車がいる。…使っている路線と、廃線とがあるってことかな?
バスターミナルは盛況だったので、近郊はバスでまかなっているのかもしれない。

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駅のこのプレハブ感。ただ、ゴミも落書きもなく人が整然としていて、スリなどがいそうな気配はない。
なんだブエノスアイレス、ぜんぜん余裕じゃないか。正月明けすぐだったからかもしれないけど。

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このあとまだ時間があったのだが、もう見たいものがないし、歩くのが面倒になってきたので、駅の目の前の公園にいって芝生の上で昼寝をすることにした。リュックを枕に寝ていると、何故かめっちゃ鳩にたかられ(たぶん途中で買い食いしたお菓子のせいだろう)、めっちゃ子供に指差されて笑われた。でもいいんである。旅の恥は掻き捨てと昔から言われている。

一眠りしたあと、ホテルに戻って荷物を受け取り、空港へ。これでこの旅は終わる、…はずだった。


まさか最後の最後で問題が発生しようとは。


空港についてチェックインしようとチェックイン機を操作したところ、画面に゛「Time Out」の文字と謎エラーが出て発券されない。
係りの人がやってきて「直接カウンターに行ってください」という。
カウンターに並び、カウンターのおねえさんに発券してもらおうとするのだが…… 出来ない。

 「システムトラブルです…」

お い

NY→成田の乗り継ぎチケットがダメならまだ分かる、ブエノス・アイレス→NYへの発券まで出来ないってどういうことだよ。搭乗チケットが発券できない国なんか初めてだぞ! www

「これで窓口に行ってください」と渡されたのは、便名とBording Timeだけが書かれたチケットもどき。座席番号欄は記載がない。ゲート番号は手書きである。「Bording Timeの30分前くらいには、係りがゲートにいるはずですので、そこでシート番号のアサインを」いやまて。チェックインはされているのかと聞いたら、されているという返事。されてるのに搭乗券が出ないのか…?

このときカウンターのお姉さんの言った、「Sometimes automatically」というセリフは、私の中で忘れられないものとなった。「サムタイム」なの?! 「サムタイム」なのかよ!

…システムは、Alwaysじゃないと意味がないです(´・ω・`)




それでは、同様に発券されなかった人々が押し寄せ大混乱となっている実際の搭乗口の模様をご覧ください。
※離陸予定時間15分前です。

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もはや笑うしかない。

一人二人ならまだしも、搭乗客の1/3くらい発券されなかったらしいのである。
そして二人がかりでそれらの人に席を割り当てているが全然間に合わず、その隣では席番を持っている人たちが搭乗を開始しているという有様。もちろんアルゼンチン人は列の整理などしない(笑

エセイサ空港からNYへのフライトはアメリカン・エアラインだったんだがね…。アルゼンチン航空じゃなくてもダメだった…。

もはやグダグタの状態であり、座席番号を割り当てるときにパスポートの確認もせずにチケットを投げて寄越す。ゲートの中では持ち物検査をしているのだが、ものすごい投げやりでやる意味あるのか状態。それでも水だけは容赦なくボッシュート。各国語での怒号が飛び交う。

なんとか席につくやいなや、まだ荷物を仕舞いきれていない客がいるのに飛行機が動き出し、CAがくしゃくしゃになった毛布を抱えて「ブランケットのないお客様いますかー?」と言いながら通路を歩いていく。そう、機内の掃除も間に合っていなかったのだ。私の席も誰かの使ったあとの毛布と枕が転がっていたが、換えて貰うのが面倒なのでそのまま使うことにする。ていうかもはや、 無事に着けばどうだっていいや という気持ちになっていた。

こと交通網に関しては、要求するサービスレベルを著しく下げさせられる国、それがアルゼンチン。
今回は、そのことを十二分に学ばされた旅だった。



ちなみにNYへはほぼ予定通りに到着したが、乗り継ぎの搭乗券がブエノス・アイレスで発券されていないので、NYのカウンターにもう一度並ぶハメになり、4時間あった乗り継ぎ時間をほぼ全て潰されてしまった。
1時間半で乗り継げる便にせずに余裕を持たせておいて良かった、と心底思ったのだった。





次回は恒例、旅の反省会!



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