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zoom RSS いつかエジプトに行きたい人のために。古代エジプトから現代まで「世界の歴史と文化」シリーズ エジプト

<<   作成日時 : 2014/11/25 00:10   >>

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なんでもう取り扱いがないんだよ!!(ばんばんばん)

エジプト (読んで旅する世界の歴史と文化)
新潮社

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というわけで古本屋で購入してきました世界の歴史と文化シリーズ・エジプト。
これはいいものだ。エジプト好きはみんな読むがいい。

古代エジプト好きの人の多くは、古代エジプトの本ばっかり読んでて現代エジプトのことは何も知らないと思うんだ。初期の自分もそうだった。ピラミッド、ファラオ、ミイラ、ツタンカーメン… でもさ、今もうエジプトでミイラは作ってないんだぜ?

日本にもうサムライがいなくて、チョンマゲも結ってないのと同じ。
日本が好きです、って言う外国人が、戦国時代や平安時代しか知らなくて、現代日本はサッパリだったら「おいおい…それ日本が好きって言わないよ…」って思わんかね。

エジプト好きを名乗るなら、せめて昔イギリスとフランスの二重統治を受けてたことくらい知らないとな。
(なぜロゼッタ・ストーンを初めとする重要な遺物が外国に渡ってしまったのかを理解することが出来る。どうして現代エジプトの通貨の単位が「ポンド」なのか、とか。)

この本は、古代エジプトから現代エジプトまで、間の時代も全て網羅して扱ってくれている。そしてよくある本のように、古代と現代を章を分けて書いたりしていない。「芸術」なら芸術カテゴリの中で、古代エジプト美術とコプト時代の美術、ファーティマ朝あたりの美術…と、連続して書いてくれている。それはとても重要なことだと思う。伝統は断絶しているが、歴史は連続する。人の流入があり、血統は確かに混血しまくっているが、いまエジプトに住んでいる人たちの多くは確かに古代エジプト人の血をいくばくか継ぐ人たちであり、失われた伝統とは別に、古代から引き継がれている文化もある。(たとえば農業暦は古代のままだ。)


古代エジプト好きな人には、いっぺんエジプトに行ってみてもらいたいんである。
本に書かれていないことは、たくさんある。行くだけ行っても何も思わない人もいるだろうが、行けば分かることもいっぱいある。その時、「古代エジプト」しか知らないのでは話にならない。サムライとニンジャの国だと思って日本に来ても幻滅するだけである。

現実のエジプトには、ピラミッドの時代から積みかさねた何千年の歴史が存在する。
はるか昔に終わってしまった「古代エジプト」だけで終わらずに、その後の、今まで続くエジプトさんの歴史を知っておくことは、ピラミッドは宇宙人が(ry)とか、超古代文明が(ry)失われた技術が(ry)とかいう、チャチな子供だましに引っ掛からないためにも必要なことだと思う。

時代は連続する。文明は衰退し変化するだけで滅びることはない。
古代エジプト王国は、紀元30年をもって一応の終わりを告げる。古代エジプト本は大抵そこで「fin.」としてしまうが、歴史はそこで終わりじゃない。カイロいったら、ピラミッドだけじゃなくてナイロメーターも見るんだ。それは古代が終わったあとも、近代に至るまでエジプト人がナイルと共に生きてきた証拠だから。


*****

この本ちょっと前に出たやつで最近の事情までは書かれていないので、そのへんを補完するならコレ。

現代エジプトを知るための60章 (エリア・スタディーズ 107)
明石書店
鈴木 恵美

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いま危険度がこの状態なので、ツアーなどで行かれる方はお気をつけて。(´・ω・`)
カイロ市内は相変わらず地下鉄が爆破されたりデモがあったり、ルクソールアスワンは観光産業が大事なので町は落ち着いてるとの話です。

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