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zoom RSS 本当なら、「ハウルの動く城」はレリゴーを歌って終わっても良かった

<<   作成日時 : 2014/10/22 00:10   >>

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ジブリ映画「ハウルの動く城」に対する文句は、かなり前に書いた。原作のテーマすら改変し、よいところを根こそぎ奪い取って形骸化してしまった映画は私の中では駄作だった。絵と音楽がいいだけの別物である。

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さてこの「ハウルの動く城」原作、テーマは思春期の若者たちの自己肯定。
近年ディズニーの「アナと雪の女王」がヒットしてテーマソングの「Let it go」も大ウケしているのだが、原作どおりに作られていれば、「ハウル」がレリゴーで終わってもよかった。というか「ハウル」の元々の原作のテーマが「♪ありのままで〜いいのー♪」なんである。

原作の序盤では、二人の主人公ソフィーとハウルは、自分を肯定できず、思い込みで役割を演じている。物語は、紆余曲折を経てそこから解放されるまでを描く。つまり「本当の自分」「ありのままを肯定する」ということが重要なテーマになっている。

物語のクライマックスでソフィーが言う、自分の髪の毛は「あかがね色よ」というセリフ、これは金髪ではない自分を肯定した証拠である。それまでは、物語の中ではだいたい悪者として描かれる長女で美人でもない、と否定的にとらえていた自分を認め、受け入れた瞬間。まさにレリゴーな感じなんである。なぜそれをそのまま映画にミリ込めなかったのか。つーか原作のキャラクターを理解してれば、「なぜ」その物語が面白いのかが分かっていれば、映画はあんなグダグタにならずに済んだのに…。



映画のほう好きな人には申し訳ないけど、別物として見てもストーリーが意味不明すぎて何が面白いのかよくわからんのよ。テーマが弱いし、ソフィーの家族とか完全に捨てキャラになっちゃってて勿体無い。あとソフィーの義母のファニーさんはあんな薄情なキャラじゃない。

もいっかい映画作り直して、今度こそソフィーとハウルの二人で「ねえ、僕たち末永く幸せに暮らすべきじゃない?」なハッピーエンド物語にしてくれねぇかな…って、最近思うんです。

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