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zoom RSS やろく出版エジプト本「黄金の国から来たファラオ」 & 専門家といくヌビアツアー

<<   作成日時 : 2014/08/08 00:10   >>

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エジプト本ばかりを出版している、エジプトマニア御用達の出版社「やろく出版」から、ヌビア専門のエジプト本が出てたようですよ。

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ヌビアというと、「エジプトの殖民地だった」というイメージが強くて、エジプト王朝のオマケみたいに語られることが多いんですが、実はけっこう奥が深い。ただエジプトから伝えられた文化だけじゃなく、アフリカ内陸部の文化もミックスした文化をもっており、紀元後に入る頃には独自にビザンツなどと交易してキリスト教とともにローマ風の芸術も取り込んでます。そのヌビアをメインに持ってきた、今までありそうでなかった本。

この本は、以前紹介したNHKの「異端の王 ブラックファラオ」の関連で発刊されたようです。レビューにも書きましたが、近年のエジプト番組の中ではピカ一の出来でした。

本の中に使われている写真などは、その番組制作の際に現地で撮られたものなので、ほかの本では見ることの出来ない貴重なものが多数あります。フルカラーでヌビアの遺跡の写真が沢山見られる! 碑文の解説までしてくれているのはさすがです。エジプト王朝メインの本だとサックリ流されてしまうアパデマク神の神殿とか、中どーなってんだろうって気になってたんですよね。

あと、ジェベル・バルカルがアメン神の故郷とされたことは知っていたけれど、ヌビア王がエジプト征服に来る頃の時代にはそれが既知の事実みたいになってたのは、今まで意識したことがなかったな。そうか、「エジプト王朝の起源は内アフリカ」とか「アメン神はアフリカの神」とかいうよく分からない話は、その時代に作られた神話だったのか…。


末期王朝あたりの王朝家系は最近また書き換わっていたので、この本の内容だと少し古い部分もあるかもですが、ヌビアといえば25王朝、しか知らない人にとっては大変勉強になる一冊だと思います。
いまんとこamazonなどで取り扱いあり、品切れの際は出版社に直接申し込めばたぶん買えるハズ。



…えー、出版社のサイトを見て、「独自ドメインもってないのかよ」とか「サイト更新されてない…」とかはツッコんでではいけません。小さな会社のホームページだと稀に良くある。(笑)



んで、この本の折り込みで宣伝されてたこれ。松本先生が解説してくれるヌビアツアーが来年慣行されるみたいです。くっそめっちゃ行きてえ、だが2月なんて休みとれねえ!

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ジェベル・バルカルの上登らせてくれるんですってよ!!!!!
ハルツームも通るからメロウェ・ダム見れるんじゃないかな。あとヌリのピラミッド群でしょ。アパデマクの神殿も行けるし…それを専門家の解説つきとかっ。いぃなあああ畜生、行ける人はぜひ満喫してきてください。あと写真みせてくだs


いつか俺、きっとヌビアにも行くんだ。



※なお、古代の「ヌビア」は、現在ではエジプトと、隣国スーダンとにまたがる地域です。
スーダンといえばダルフール問題、また南スーダン分離独立など、近年大きな出来事が連続しており、国の半分くらいは紛争地帯です。

外務省の安全情報


遺跡のあるあたりはエジプトに近い側ですが、安全情報には注意して渡航を検討してくださいまし。

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