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zoom RSS 熱田神宮・宝物館 草薙の剣と重文まみれの宝物殿

<<   作成日時 : 2014/03/14 00:10   >>

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所用あってちょろりと行った初春の名古屋、時間があったのでついでに熱田神宮にいってみた。

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結婚式やってた。
本殿前は黒山の人だかりだったので神楽殿前。

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お大師さんが植えたらしいくすのき。大師さんどこまでいってはるんですか。(笑)
なんか屋根みたいなのがめり込んでるけど、コレなんだろう。

この神社の祭神は、三種の神器の一つ「草薙の剣」を神格化したものだそうな。
あれだよね王の持ち物が神様になるのって世界中いろんなとこであるよね。
日本神話は武器の名前がカッコいいのとエピソードにいちいち厨二要素が入ってるので楽しい。なんだかんだで神話の話も覚えてるもんだ。


で境内をぷらっとしたあとフト見ると「宝物殿」なる看板があり、そこに人が吸い込まれてゆくわけですよ。なんだろうと思って入ってみたらこれが。。。昭和な外見と地方都市の寂れた町おこし博物館にしか見えない外見と裏腹に、中身がヤバい。ちょっおま、こんな宝物こんなショボいガラスケースに入れていいんですか?! な感じのモノが展示されており。

日本書紀の実物とか見たのはじめてかもしれない…。

や。実物といっても当然、書かれた初期のものではなく写本なんですが。
「写本」っていうとどうしても西洋のもの、パピルスや羊皮紙のものをイメージしてしまうけど、和紙の巻物も確かに写本だ。

当たり前なんだけど、日本の古い書物だって全部人間の手書きで写して更新されて受け継がれてきたものなんよね。で、手書きってことは当然間違いもあるんだよね。展示されていた日本書紀の巻物の解説に「この版は間違いも少なくー」とか書かれていて、なるほど写し間違いの多いやつもあるんだなと納得した。

日本書紀くらいならいいけど、土佐日記とか筆写して写本作ってた人はどう思ったんだろうな…。他人の日記の写しを作る気分ってのは。

あと室町時代の能面とか、南北朝時代の掛け軸とか。残ってるもんなんだなー。約800年。西ヨーロッパでは騎士道華やかなりし時代。そして草薙の剣がご神体なだけあってカタナコレクションがすごかった。

解説がやたら熱い。
うむ、わからん!(笑)

めっさ真剣に真剣を眺めてる人とかいたけど、ぶっちゃけ「形が優れている」とか「この刀はやや平凡である」とか言われてもマジわからん!

ただ一個だけ気になったのが「月山」という銘の入れられている刀で、月山とは月山というところに住んだ鍛冶集団の名前のことらしい。

Wikipediaの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%B1%B1_(%E5%88%80%E5%B7%A5)

これを読むと、ここの鍛冶一門は今でも存続していて、関西で刀鍛冶やってるみたい。かつて霊場に住んだ刀鍛冶集団の末裔が今も皇家の刀を今も作ってるとか、なにこのファンタジー設定。刀マニアも楽しそうだな。ヨーロッパの伝承だと、名剣づくりの刀匠は人間じゃなくて小人や巨人なことが多くて、現代まで続く名匠の家系とかあんま聞かないんだよね…。神話の世界から現代に直接繋がってくるラインが見えるところが日本神話の面白いところなのかも。


というわけで何も考えずに入ったわりに存外楽しめた宝物殿。

しかしさすがに重要文化財オンパレードだけあってゴツい警備員がいる。はんぱなく軍人オーラ出してる仕事人みたいなゴツい警備員いる。 制服姿にちょっとドキドキした 建物の見た目は昭和!って感じの地味な感じだけど、実はハイテク警備設備とか仕込んでたりすんのかな。



あと入り口に置いてあった刀剣専門の新聞というのがやたら面白くてですね。

刀剣春秋
http://www.tokenshunju.com/

「刀剣の本質は切ることにあるが、そこに思索が入ってくると綺麗事になる。」みたいな濃ゆいコラムから、実在した逆刃刀の話、刀研究家の訃報、緩めの四コマまですべて刀剣づくしの専門紙。なんというマニアックさ。こういう突き抜けた方向のニッチなやつは好きです。ついていけるかどうかは別として。

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