現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS ガレット・デ・ロワ売ってたー! というわけで買ってきた。

<<   作成日時 : 2014/01/06 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

日本では七草粥とかの時期ですが、フランスは1/6の公現祭にガレット・デ・ロワというパイを食うらしいんですよ。中に一個だけそらまめを入れておいて切り分けて、当たった人が王冠を被れる。で、その人に一年の幸福が与えられる。とかなんとか。

や、遊び自体はわりとどうでもいい(おい)んだけど、このガレットいっぺん食ってみたくてですね。
メゾンカイザーで売ってたからホクホクしながら買ってきた! といってもちっさいほうだけど。でかいほうはファミリー向けかな、けっこういいお値段がついてた…。


こちらがガレット・デ・ロワ。
思ってたより薄い感じ。表面はパリパリ。
シードルは、「ガレットならシードルだろ。」という安直な発想によりツイデに買ってきました(笑

画像


こちらが切ったとこ。
中身はアーモンドクリームでとろとろ。個人用の小さいサイズのやつ買ってきたんで、ぱくっといけそうなサイズっすね。

画像


お味のほうは… うまかった! さくふわパイ生地とコクのあるアーモンドクリームの相性最高。さすが高級パン屋のガレット。ただ、ここのパン屋もともと何食っても旨いから、ほんとに本場でこういう味なのかは分からない(笑) 日本人むけに美味しくしてくれてるのかも。

*****

さてこちらのガレット・デ・ロワ、「ロワ」=王様 は東方三賢者のことで、現代ではキリストの洗礼の日を祝って食べられるものとされているが、起源は古く、おそらく複数の流れがある。

元々、「パン生地を集団で切り分ける」という行為自体が、狩猟民族が集団の絆を確認するために行っていた食の祭りだという説もある。結婚式のケーキ・カットが、古来には、夫婦の絆を確認するとともに「日々食べ続けるために殺し続ける」という罪を共有する覚悟を意味したように、このパイ菓子を切り分ける行為も、本来は単なる「お祝い」ではなかったはずだ。


パンを裂く、あるいはケーキを等分に切り、分配するという行為は、かつての共食儀式の名残である。

「パンとワインを巡り、神話が巡る」 中公新書



最も幼い子どもにケーキを配らせるとか、豆の入ったガレットの当たった人が王様になるとかいう話を聞くと、なんとなく、豆の当たった王様は、来年の豊穣のために殺されて生贄ににされてたこともあったんじゃねーの…とか。「ガレット」の作られていた地域があまり豊かではなかった地域だけに、残酷系の由来神話を想像してしまうのだが… まあ、まあ。そのへんは多分だれかが伝承を研究してくれているだろう。

七草粥も、基本的には健康・平安と大地の実りを祈願するものだと思うのだが、誰か一人を選ぶとか、皆でひとつのものを分けるとか、そういう発想が無い。基本が農耕民か狩猟民で神話的な背景が違うんだろうなーと思ったり。

食べ物って、いろんな歴史や神話が隠れてることがあるから面白いよね。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ガレット・デ・ロワ売ってたー! というわけで買ってきた。 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる