現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS 男系から見る遺伝子の系譜

<<   作成日時 : 2013/12/22 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

DNA解析というと、解析しやすいミトコンドリアDNAの話が多いが、ミトコンドリアは母方からしか遺伝しないため片親側しか解析できておらず、それだけですべての人の移動や混血がわかるわけではない。

Y染色体の話があまり出てこないことが多いので、とりあえずメモ。


・Y染色体は父親から息子に受け継がれる男系の遺伝子なので、男子が生まれなかった場合は消えてしまう
・ミトコンドリアDNAに比べれば変化速度は若干遅い(確率にしてミトコンドリアDNAの1/10)
・Y染色体の拡散から見ても、やはり人類の祖先は東アフリカから出てきたことになっている

・「征服された地域に最初に入るのはY染色体」。

これはY染色体の広がりを見る場合の最大の特徴だと思う。征服者はだいたいの場合、ほぼ男性だからだ。勝利者が現地の女性との間に子供をもうけ、子供が息子だと、Y染色体が現地に定着する。南米に入っていったヨーロッパ系のDNAはそのパターンらしい。
戦争に負けた部族の女性を連れ帰ることもあっただろうから、征服した側に最初に入ってくるのはミトコンドリアDNAということになる。

・統治者階級の男性のY遺伝子タイプは時代のスタンダードになることがある

王というのはだいたい男性で、男性が子孫を作るのに時間はさほどかからない。
オルド、ハーレム、大奥etc、多くの妻を抱えた為政者の例は古今東西に数知れず、場合によっては一人で数十人もの子供を作る王もいた。その子供がさらに子供を作り、子孫を増やしていくと、遺伝子は雪だるま式に増えていく。
信ぴょう性はともかく、ある居時代には、モンゴル人の10人に一人はヌルハチの血を引いていたという説もあるとか。(オルドシステムのせいだな…)


100人以上の子宝に恵まれたとされる我らがラメセス2世陛下の遺伝子も、その子供たちが順調に子孫を増やしていれば、古代エジプト人口の中で最大の遺伝子グループになっていた可能性もある…かもしれない。(古代エジプトでは王族は近親婚が多かったので、モンゴルほど増えてはないと思うんだけどね)


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

男系から見る遺伝子の系譜 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる