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zoom RSS アランナ・ナイトのファロ警部補シリーズ「修道院の第二の殺人」まさかの鬱展開推理小説…

<<   作成日時 : 2013/11/13 00:10   >>

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鬱展開でした。。

誰も救われてない、というか誰一人幸せになってないよこれ!!
だいぶ騙された気がするよ…。

修道院の第二の殺人 (創元推理文庫)
東京創元社
アランナ・ナイト

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二巻目の「エジンバラの古い柩」が歴史ミステリー風で面白いと聞いて、とりあえず一巻目から読むかーと手にとったこちら。帯のアオリ文句はこうなっている。

「舞台はヴィクトリア朝エジンバラ。警部補&新米医師が修道院の二重殺人を追う。シェークスピアの戯曲が彩る傑作歴史ミステリ!」

…うん、いや、合ってる。合ってはいるんだけど、ここから想像されるものと実際の中身が違い過ぎた…。
まず「ヴィクトリア朝エジンバラ」が舞台なのに、その雰囲気がイマイチ感じ取れないこと。主人公たちは馬車で移動してるし、衣装や料理もいちおう…ヴィクトリア朝なんだろうな。でもなんだろう、雰囲気がいま一つ。エディンバラが舞台というのに、エディンバラ特有の何かが出てこないというか。空気が感じ取れないというか…。

警部補と若い医師も、探偵小説でよくある「反目しあいながらも内心ではお互い認め合ってる凸凹な名コンビ」じゃなくて、なんと義理の親子…。それも普段ひとつ屋根の下に暮らしている親子で、医師は妻の連れ子で大学卒業したての21歳。若すぎるし、血がつながってなくても親子じゃ探偵小説のお約束の「凸凹名コンビ」にはならないよー。と、ちょびっとガッカリ。二人の間の葛藤や反目も、ただの親子の確執だもんなあ。

シェイクスピアの戯曲も…。作中に登場する女優が演じる演目で、しかも一つの作品に絞ってるわけではないので、とても薄い。薄いし、あんま作中に出す意味なかったような。さらに、その女優に魅力がない。ヒロイン的なポジションなのに(´・ω・`) なんとなく胡散くせーなーこいつ、と思いながら読んでいたら、クライマックスで素性が判明して、やっぱりなあとガッカリ。主人公見る目ないよ…。(´・ω・`) つまんない男だよ…。

とりあえずあれだ、殺人の動機とか伏線とかが稚拙なのはともかくとして、ラスト丸投げはさすがにどうかと思った。金田一少年でもそこで終わるのはないだろう、後日談とかあるだろう…と。


なんていうか、途中からなんとなく読めてはいたけど丸投げされたせいで余計に救われない状態になってしまった、近年まれにみる鬱展開な推理小説でした。

#そんなところで「灰色の古都エディンバラ」を演出しなくてもいいのに。

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