現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS ペルーぶらり旅PART.10 リマ旧市街散策

<<   作成日時 : 2013/08/22 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

というわけでリマに戻ってきました。



マチュピチュ、クスコとお宿がトラブル続きだったのでリマのホテルも身構えていたのだが、全然トラブルなかった…むしろ普通だった…。
フロントの素敵なお姉さまにニッコリしていただき、なんかちょっと安心した中の人。

泊まったのは、旅行者の集まる新市街、ミラフローレス地区。
普通のヨーロッパの都市かと思うくらい栄えている。数年前に行った、チリの首都・サンティアゴより栄えている。首都って、その国の財政が反映されるよなぁ。

画像


この前日、リマにも雨が降ったらしい。
夕方に乗ったタクシーのおいちゃんが、「ちょー寒かったんですよ!」と言ってた。
ちなみにリマの8月の平均降水量は0.7mmである。

…すいません。
……踊りすぎました。マジ俺、雨神様の神官出来る。



そんな肌寒い冬のリマの町。曇天の空の下、向かうは バス停。
数年前に出来たという、専用レーンを走るバス「メトロポリターノ」に乗るのだ。
駅はこんな感じで、近代的。地下鉄みたいに地下にもぐって走っていくので、ちょっと地下鉄っぽい感じ。

画像


プリペイドカードで乗るのだが、チャージ用のカードの買い方がわからんで右往左往していたら、係のおいちゃんが来て、テキパキとやり方を指示してくれる。左側の購入機械で購入ボタンを押してから金を入れろと。で、金入れたらチャージボタンを押せと。言われたら「あーあー」って分かるんだけど、左側がチャージ/購入用のマシン、左側がお金投入マシン、って2つに分離してるから見た目だけだとわからんよ、っていう。

案の定、ほかの旅行者もやり方わかんなくて詰まってた…。


このバスは、どこまで乗っても運賃は一律。宿泊しているミラ・フローレス地区から、アルマス広場やカテドラルのある旧市街までは、バスで一本。約30分。
とりあえずカードを手に入れたら、入り口で「ぴっ」てタッチしてプラットホームへ。

が、しかし… ここで中の人はバスを乗り間違うことになる。


 バスの路線は確かに一本
 しかし「特急」と「ローカル」バスがあり、ローカル線はさらに広場手前で二本に分岐している


特急に乗るとアルマス広場は飛ばされる。
さすがにそれには気づいたものの、二本に分岐しているのは気づかなかった。というかホームが一直線に長くて、手前の乗り場と奥の乗り場で路線が違うんである。
「Central」駅から先の経路が違う!

壁に書いてある路線番号と停車駅をちゃんと見とけという話ですね(´・ω・`)
どうせ一本道だろ? って、人混みにつられて何となく乗っちゃったのが間違いでした…


バスは順調に街を走る。
流れてゆく町並み。

画像


なんとなく「おかしいな」と思い始めたのは、川を渡って家が貧相になってきたあたり。
「Uni(ウニ)」駅を過ぎたことは覚えている。ウニかー、海産物だなーとかのんびり思っていた。

…だんだん町が、貧相っていうよりスラム街になってくる。

おい

これはヤバイ! つーか目的に駅につかないまま一時間近く経過している!
あわててバスを降り、逆方向のバスに乗り換える。そして車内で路線図を見てようやく現状に気づく俺。
だいぶ目的地過ぎてました。観光客が毟られることで有名な地区の奥地まで来ちゃってた(*´∀`) ヘヘヘ。まあそんなこともあるある。

バスで折り返し、ようやく本来の目的地に到着。
アルマス広場へ続く道。うん、なんか都会の雰囲気だよね。これだよ、これ。

画像


ゴテゴテした建物とか出てきて「あー」って思う。
こちらはラ・メルセー教会。無駄にヨーロッパ風。いかにもスペイン統治時代の建物だよなあ。

画像


で、アルマス広場とうちゃく。
ここはさすがリマの中心部だけあって観光客多し、ポリスも多し。クスコほどではないものの、この近辺は観光ポリスも居て、それなりに治安はよさげ。ただ、バスを乗り過ごして通り過ぎた川向うなんかは雰囲気だけでもヤバそうなのが分かる感じなので、あんま海外慣れしてない人は、調子に乗って歩きすぎないほうがいいかもね。

画像



とりあえずカテドラルに入ってみた。(有料)
ここはフラッシュたかなければ撮影OK。

画像


内部は全般的に黄色い感じ、何度か地震にあってるらしいけど小奇麗。
係の人が「ピサロの骨はこちらです。」とプッシュしてくるので見に行くと

画像


…。
中身が表示されてるし。

あと棺とか

画像


ここには、ほか二名ほどコンキスタドール関係者の骨が展示されていた。
リマの歴史はピサロたちスペイン人の侵略とともに始まった。そのリマの旧市街地は、現在のペルーの歴史の出発点とも言える。
ちなみにピサロの棺のある部屋の壁には、大航海時代な帆船が描かれていて、遠目に見るとキレイ。

画像


まー彼もな、色々あったんだよな。
異国に錦旗を掲げたとはいえ、道半ばで暗殺され、こんな遠い異国に葬られて、ほんとに良かったのかなあ…。


あと、天使の釣りスキルと

画像


無名の皆さんの骨の山。
ペルーの教会は地下が墓地になってるのがデフォらしく、どこ行っても骨、骨の山。あまりにナチュラルな骨の山に、思わず十字を切るクリスチャン多発。

画像


カテドラルを出たあとは、サンフランシスコ修道院へ。
リマ滞在は一日半しかない。時間は限られていて見るところを絞らなければならない。そんななか、ここは「地下墓地がすごい」という話だったので、ちょっと行ってみることにした。セビリアンタイルの貼られたパティオもお勧めらしい。

修道院付近は土産物屋が多い。
うっかり寄り道しそうになるのを我慢して、とにかく修道院へ。ここは専属ガイドと一緒でなければ入れない。
スペイン語ガイド、英語ガイドがそれぞれ居て、ある程度人数が集まると奥に連れて行ってくれるらしい。

入り口で入場料を支払い、控え室で待つこと20分。
英語客があんまりこないので、3人だけでツアーがスタートした。


カタコンベは、想像以上に骨でした…。
つーか地下室めっちゃ狭い。狭いうえに埃っぽい。地震来たら生き埋め必至。
そこに観光客がみっしりと詰まり、足元も手元も骨が整然と積み上げられ、骨までの距離30cmの状態でガイドさんの話を聞くハメに。

…前の列にいた外国人のおばちゃんが蒼白な顔して胸抑えてるのが見えたよ。
目を逸らしてる若い兄さんもいたよ^^;
意外とヨーロッパの人のほうがダメージ食らってたような…。

 骨の山と至近距離で向き合うのがダメな人には、ここはお勧めできません。

山盛り積まれた骨の回廊を通り過ぎると、最後に深い井戸のようなところに出た。
その奥底にきれいに円形に並べられている骨の山。

 最後の最後で思わず吹いた。

きれいにデコレートして並べてある骨の山。誰だよこんなデザイン的に並べようと思ったの(笑) とか。
いやー笑っちゃいけないんだろうけどー…。

ここは他にもキリストの最後の晩餐で、テーブルに載ってるのが魚じゃなくてクイ(現地で食べられるネズミ)になってる壁画とか、17世紀のセビリアン・タイルの残る廊下とかが見られる。木の柱もオリジナルで、パナマ産のマホガニーだとか言ってたかな。
ツアーは1時間半ほどだが、片言でも英語が分かればなんとなく説明を聞いて楽しめる。値段のわりにお得な感じの教会だった。


この教会のあと、いくつかの教会も見て回って思ったこと。
クスコでもそうだったが、教会には必ずと言っていいほど死体、骨の山がついてくる。

マチュピチュに行った時に感じた微妙な違和感の正体は、「そこに骨がない」ということかもしれないと思い当たった。
この国の文化は死に直結している。「目に見える死」、「生きている死の象徴」。たとえば、インカ皇帝のミイラは生きているものとして扱われ、輿に乗せて定期的に民衆の前に姿を現したという。死が目の前にあるのに、それを否定して生として扱う、それがこの国の伝統だ。

だから、教会にある目に見える骨は、死の象徴ではなく、その骨の持ち主が「今も行きている」証明にほかならない。「見せる」ことによって、死は生へと置き換えられるのだ。



とかなんとか納得しつつ、骨の山を見たあとは手近なカフェで昼飯を食い、さらに観光は続いていくのであった。


つづく。


―――――
まとめ読みはこちら

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ペルーぶらり旅PART.10 リマ旧市街散策 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる