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zoom RSS いつの日も、思い出すのは あの夜の月の散歩道

<<   作成日時 : 2013/07/07 00:10   >>

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誤字指摘をいただいたのを、ようやくちまちまと修正開始。
その傍ら、別館のほうに突っ込んである自作の小説の一部を読み返してみた。

…なんつーか、小説と言いながら脳内にあったもろもろの集合体なわけで、読んでいると、書いていた当時読んでいた本とか、その時考えていたことが蘇ってくるんだよね。

月の子供
http://www.moonover.jp/time/novels/fres/index.htm

↑これの元になったのがこちらの「マビノギオン」。

今、この本が簡単に手に入らないとしたら残念だ。「マビノギオン」自体の訳本は世の中に何冊もあるが、私としては、何が何でもぜひこの本を読めと強くお勧めしたい。物語の持つエネルギーがぜんぜん違うから。他の訳本では見えない風景が、この本を読んだ時だけ目の前に広がるんだ。

マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集
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翻訳に文句をつけてると、また翻訳業の人に怒られそうだけど(笑)、こういう素晴らしい翻訳があるとね、同じだけのものを求めてしまう。なんだろう、言葉への愛情なのか、物語への理解なのか…。
ただ文章を日本語に直しただけじゃやっぱりダメだと思うんだよ。文章の向こう側に世界が見えないと。


で、小説を書いていたときにずっと脳裏に流れていたのが、この曲。
「ロード・オブ・ザ・リング」のテーマでもある「May it be」。

http://youtu.be/XOykCYDMKBs

映画を見た時は、「この映画にこの曲は合わないなあ。なんでエンヤなんだよ」と思いもしたんだけれど、第三部まで映画を見たら納得した。第三部のラストには確かにこの曲だったね。それから、この曲がすごく好きなかった。

だから私が思い出す「ロード・オブ・ザ・リング」の映画のシーンは、いつも第三部の最後のところ。


すべての昔話は当然ながら過去を舞台にしていて、そこに登場する英雄たちも、姫君も、今はみんな土の下にいる。だから彼らとは語り合えないし、彼らのことを書かれている以上に知ることはできない。けれど霧が晴れた時、月の照らす夜、夢枕に時と現実の間が開く時、本を開いて目を閉じれば、音楽に耳を傾ければ、ほんの一瞬だけ、向こう側の世界に行くことができる――ような気がする。

「マビノギオン」の中に収められたお話の一つ、夢のなかでアーサー王と出会った「ロナブイ」の物語のように。





** 現実逃避中 **

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