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zoom RSS 人類はいつから絵を描き始めたのか。

<<   作成日時 : 2013/05/05 00:10   >>

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図書館で適当に本をザッピングして楽しんでいるうちに、どの本だったか忘れたが、こんなフレーズを読んだのをうっすらと記憶している。

 「人は手があれば絵が描ける」

人類最古の絵は何だったか、という話である。
最古の絵、といえば、まっさきにラスコーやらアルタミラやらの岩絵が思い浮かぶ。狩りの対象となる動物を描いた絵である。社会の授業で習い、昔の人類はずいぶん絵がうまかったんだなぁ、と感心することしきり。

しかしそれは最古の絵ではないし、人類が最初に描いた絵でもないという。



最古の絵は↓こういうやつのほう。

画像



岩壁に手を無作為に押し付けたかのように見えるコレが、れっきとした絵だという。
一説によれば、これは動物の群れを表していて、指を折り曲げたり、角度を変えたりしているのは、それによって表現する動物を変えているから…。色も関係するかもしれない。小さいころに影あそびで、指の角度で「きつねさん」なんかを作っていた、あのノリだ。

なるほどね。最初から写実的な絵を描いてたって言われるよりは納得。


人が絵を描き始めたのは、二足歩行を初めて、手が「足」ではなくなった時。
手を道具として使えるようになったはじめて、絵を描くという発想に至ることができる。
初期には。手を筆として、手だけで簡単な絵を描いていたのが、やがて道具を使い、画材を選んでより高度な絵を描くようになっていく… と、そう流れで考えてみると、なる程なと思う。

大昔の人が、何を考えて絵を描いていたのかは、今となっては知るよしもない。
しかしイキイキとした動物の絵を見るに、食べ物のこと考えてたんじゃないのかな、と想像してみる。「今日は雨で狩りいけないなー。明日晴れたらいいな―。こんなでっかい牛とか仕留めてみたい…。牛肉うめぇー」とか。

しかし岩絵には人間の絵が少ない。なぜだろう。
「かわいい嫁ほしいな―」とか思っておなごの絵を描いてしまう人はいなかったのか。
それとも絵師には女性が多かったのか。

人類の古い絵には動物の絵が多いあたり、色気より食い気だったのかなあ。などと考えてみる。

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