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zoom RSS 愛書家の本棚 〜人気作家の本を棄てても家においておきたい本たち

<<   作成日時 : 2013/02/16 00:10   >>

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昨日のエントリで、「電子書籍化を拒否している作家がいる」ということを書いた。

これは私には理解不能の行動だ。本棚のスペースに限りがある以上、たまにしか読み返さない小説の類はでん書籍化が出来なければ消耗品として棄ててしまうだけである。(一冊たかだか数十円にしかならないものを、あえてブックオフに持っていくのも面倒くさい)

紙の本にもちろん愛着はある、が、「紙で残しておきたい」本は、自分の場合、日本の現代の人気作家の小説ではない。

電子書籍化を拒否している作家の一人、浅田次郎氏が「子供同然の本を、見ず知らずの人の手でいいようにされることに憤りを感じる」と書いていることに対して、私は某所でこう書いた。「「鉄道員(ぽっぽや)」がいくら感動作だからといって、ロード・ダンセイニやW.B.イェイツに勝てるわけがない。限られた本棚でどちらを廃棄するかといわれれば残念ながら鉄道員のほうだ」。

なぜかと問われれば、ダンセイニやイェイツは自分の心に繋がっているからだ、と答えるしか無い。自分の一部のようなもの、物語の中に自分の居場所が存在する本。浅田次郎氏の小説は、私にとっては他人の人生を楽しむためのものである。

もっと簡単にいうと、魔法使いの家で箱に閉じ込められた影の乙女を救いに行く役にはなりきれるが、妻と娘を失った不器用な鉄道員にはなりきれない、ということ。
ダンセイニを捨てるということは自分の一部を捨てることになるが、他人の人生に過ぎない「鉄道員」は切り捨てても死にはしない。


…というか、うちの本棚は本当にスペースがないのである。
年々捨てられない本が積み上がっていくので、今後はよほどのことがなければ紙の文庫の小説は買わないと思う。


↓こんなのが山ほど詰まっている。

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デカい


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