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zoom RSS イスタンブール:国立考古学博物館 アレキサンダーの棺とシドンの出土品

<<   作成日時 : 2012/08/22 00:10   >>

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引き続きイスタンブールの考古学博物館、ここで一番有名なアレキサンダーの棺と呼ばれるものは本体博物館の1F真ん中あたり、ちょっとゴージャスな雰囲気の薄暗いとこにあります。

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この部屋だけクーラーかかったんで、ここの警備員さんはたぶんいちばんの勝ち組だと思います。ほかの部屋の警備員さんたち、みんな暑さでグタってたからな(笑)

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躍動感あふれる見事な装飾。
元は色もつけられていたようです。説明によると、X線あてるとうっすら模様とか見えるらしいですね。
ちなみにコレ、「アレキサンダーの棺」と名前ついてるけど、持ち主は発掘地シドンの首長さんで、棺の周囲に描かれてる中にアレキサンダーが敵を倒してるところがあるから、そういう名前がついたらしい。

↓のパネルの赤い服着てる王子キャラがどうもアレキサンダーさんみたい…。

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アレキサンダー王の遺体の収められたほうの棺は、プトレマイオスさんがアレキサンドリアに運んでそこに設置してたはずなので、ローマが来た時に持ち去られたか、そのままアレキサンドリアに置き去りにされて後のアラブ支配時代に壊されたかだと思うんだよね。


で、この棺自体は有名なんだけど、一緒にでたやつがあんまり知られていないというか、現地行くまでそんなのあったんだーって感じだったので。

こちら、純エジプト式の棺。

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こちらギリシャスタイルの棺。
ギリシャスタイルっつーか顔の部分だけギリシャ…。エジプトの棺の顔の部分だけギリシャ…。

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発掘されたシドンはココですね。これも現レバノンの領域から出たもの。
エジプトさんみたく「ウチの国のだから返せ!」とかは言わないんでしょうか、レバノン。

#レバノンさんに余裕できたら、いつか言われそうだよね…

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同じ遺跡から、ふつうのエジプト式の棺とギリシャ+エジプトと、完全にギリシャな棺とが出てくるっつーのもまた凄まじいな…。紀元前5世紀〜2世紀あたりということで、わずか数百年の間に、この町にはいろんなことがあったようだ。

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形はエジプトの棺なのに何の文字もなく、顔の部分がつるっつるになっているギリシャタイプの棺。
うーむ… そこはかとない違和感…。

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エジプトでは見たことがないけれど、この「棺の顔の部分だけギリシャ」っていう変化はレバノンローカルのものなんだろうか?(棺の死者の服装がペルシャ風になってるのとかは見たことあるんだけどなー…)

こいつぁー今まで知らなかったタイプの派生品です。
これは様式として「何様式」って言うんだろうか? エジプトのの埋葬文化の後継っていうより、東地中海文化のワクで語るべきものなのか。

このへんの発掘記録とか関連論文を探してみたいけど、さて何処から当たればよいのか・・・・・・・・。

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