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zoom RSS 現代エジプト大統領選挙、「空白の三日間」…そこで成された取引とは。

<<   作成日時 : 2012/06/28 00:10   >>

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古代じゃないよ現代だよ。今日のエジプトさんは2012年。

前のエントリ「エジプトさんの大統領選挙 ここまでの流れを超ザックリまとめ。 」で、相当ザックリではあるものの、ある程度流れをまとめてみた。
その後、結果発表は6/21ということになっていたのが、延期になり6/24発表。ムハンマド・モルシさんが当選し大統領に就任しました。

モルシさんは、前のエントリにも書いたとおり、穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の人です。

穏健派っていっても原理主義者(=コーランの教えに従え! コーラン正義!)なわけで、大統領選挙前にはイスラム法をエジプトに取り入れるとか、女は政治の舞台に立つなとか、けっこう過激な発言・公約も掲げていました。

ところが当選発表後、モルシさんは一転してそれらの発言を取り下げ。
「ムスリム同胞団」の役職も辞任。
敵対勢力だったシャフィクさんがあっさり身を引き、さらに当選判明とともに、コプト教の代表者が祝辞を述べるという、図られたかのようなスムーズさ。(コプト教=エジプトの土着キリスト教。人口の約一割がコプト教徒)

両陣営の支持者が集まって緊迫していたカイロの中心部は、これで一気に沈静化された感じ。
大統領にどちらが当選しても暴動が起きると思われていたのに、関係者各位が示し合わせたように一斉にフラグを折ったとも見えます。


これは…
結果発表が延期された三日間の間に、何らかの取引・話し合いがあったでしょ…(笑


いやどう考えても。
こんなにスムーズに政権交代できるエジプトさんはエジプトさんじゃないし!

シャフィクさんが祝辞を述べたまでならまだしも、コプト教代表者からもスムーズに祝辞出てくるあたり、絶対誰かウラで調整した人がいる。エジプト国内の勢力なのか外国なのかはわからんけど、人材いないと思ったらそうでもないっぽい…?



さて新大統領も決まり、ここからがエジプトさんの正念場でございます。

イスラム原理主義が台頭してしまうと、観光産業でやってきた国の財政が破綻する。
が、軍部に権力握らせたままだと革命の原因になった政治腐敗や言論統制は解消されない。
加えて格差社会、高い失業率など、政権が解決すべき問題は山積み。

果たしてエジプトさんはうまく再生できるのか。

#ちなみにシリアの人たちは
#「選挙っていう制度があるだけエジプトが羨ましい。」と言ってるみたいです

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